Street Opera / Ashford & Simpson

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1. Love It Away
2. Make It Work Again
3. Mighty Mighty Love
4. I'll Take the Whole World on
5. Street Opera, Pt. 1 - Working Man
6. Street Opera, Pt. 2 - Who Will They Look To?
7. Street Opera, Pt. 3 - Street Corner
8. Street Opera, Pt. 4 - Times Will Be Good Again
9. Reprise Working Man

82年リリース、レイ・チュー、ヨギ・ホートン、リチャード・ティー、エリック・ゲイルといった腕利きミュージシャンによって組み立てられたサウンドに間違いありません。
アーバンな(1)(2)(3)に続くメロウな(4)が沁みます。
そして組曲(5)(6)(7)(8)については端正な曲調にソウルフルなヴォーカルの掛け合いが素晴らしい。
80年代初頭の空気を醸し出したブラックAORともいうべき充実作。

High-Rise / Ashford & Simpson

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1. High-Rise
2. Side Effect
3. Experience (Love Had No Face)
4. It's a Rush
5. My Kinda Pick Me Up
6. I'm Not That Tough
7. It's Much Deeper
8. Still Such a Thing

83年リリース、こちらのアルバムもサイコーのひとこと。
(1)から勢いのあるサウンドで満足。
レイのヴァイブ・ソロがカッコイイ。
前作からのレイ・チュー、ヨギ・ホートンに加えて(3)(5)(7)でスティーヴ・ガッドがドラムを叩いており、サウンドに間違いなし。
特にメロウ・ミディアム(3)が素晴らしい。
80年代っぽいシンセを混ぜ込んだ(4)に続いてのミディアム(5)がまたイイ。
そしてじっくりとしたスロウ(6)、一転アーバンな(7)、アルバムのシメにふさわしい(8)と捨て曲ナシのすばらしさ。

もしタミー・テレルが生きてたらマーヴィンとこういう曲をやってたのかなとも思ってしまいますが、ま、それはまた別の話ですね。

ソウル/R&Bとしては普遍的なテーマを取り上げつつも60年代以降それぞれの時代に合わせたサウンド・メイキングが可能だったことがこのコンビの強みであることがわかります。

まさしく名盤。

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