Passport To Ecstasy / Banks & Hampton

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1. Shake It
2. Passport To Ecstasy
3. Let's Make Up
4. Believe
5. We're Movin' On
6. Get On Up, Shake Some Butt
7. Loving You
8. I'm Gonna Have To Tell Her
9. Passion & Promises
10. Caught In The Act
11. Make Do With Whatcha Got
12. It's Gotta Be This Way
13. Wonderful

ホーマー・バンクスとカール・ハンプトンによるソングライティング・コンビによるアルバム。
プロデュースにはブラッド・シャピロがあたっております。
ミリー・ジャクソン、そしてジェイムズ・ブラウンの鍋底期に「It's Too Funky In Here」などをプロデュースした人物で、南部はマッスル・ショールズの才人でございます。

ホーマー・バンクスはスタックスのソウル・チルドレンでの仕事が特に光っており、80年代にはソウル・チルドレンからソロになったJ・ブラックフットに傑作「Taxi」を書き下ろします。

サウンドは77年ということもあってか若干ヤワめ。
ジョニー・テイラーの「Disco Lady」風味の(1)からスタートしますが、(2)(6)となぜかインストが2曲も入っており、(2)はフィリー風、(6)は黒人映画のサントラ風とようわからん構成ではございます。

圧巻はスロウ(3)。
エレキ・シタールを導入したイントロから期待させてくれますが、それに違わぬ歌唱を見せてくれて満足。
つづくゴスペル的な(4)もサザンうんぬんは別としてなかなか聴かせてくれます。
若干ステイプルズ風味の(5)、バリー・ホワイト的なアレンジの(7)、激メロウな(9)と、この時期スタックスの倒産もあってサザン・ソウルはかなり難しい局面だったと見え、このアルバムにもいろいろと試行錯誤の後が見えますが、この時期を乗り越えてマラコ・サウンドが隆盛していくことを考えるとなかなか興味深くはあります。

ストレートなサザン風味は(8)か。
語りをいれつつ歌い進めていきます。

いろいろとゴチャゴチャはしておりますがそれぞれの楽曲の完成度は高く、さすがはソングライターだけのことはあるなと思います。

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