Cooleyhighharmony / Boyz II Men

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01. Please Don't Go
02. Lonely Heart
03. This Is My Heart
04. Uhh Ahh
05. It's So Hard to Say Goodbye to Yesterday
06. Motownphilly
07. Under Pressure
08. Sympin
09. Little Things
10. Your Love

いうまでもなく現在のヴォーカル・グループ隆盛の基盤かつ中心的な存在として確固たる地位 を築くボーイズIIメン。
91年デビュー当時はダラス・オースティンがプロデュースする「Motownphilly」などを歌って踊るニュー・ジャックスの中の一グループに過ぎませんでしたが、92年、サントラ「ブーメラン」に収録されたベイビーフェイス作のバラード「End Of The Road」がエルヴィス・プレスリーの記録を破るメガヒットになってから、状況が一変、ピシッとしたコーラスを聴かせることもできるヴォーカル・グループとして変身、以降所属するモータウンの90年代における最重要アーティストの座を射止めます。
このアルバムは彼らの最初のアルバムですが、 「End Of The Road」大ヒット後にモータウンがあわてて編集し、93年にリリースされた出し直し盤があり、ヒット曲がいっぱい入ってるぶんそっちの方がお買い得。
自分も買い直そうかな〜(笑)。

II / Boyz II Men

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01. Thank You (Austin/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:34
02. All Around the World (Daddy O/Harris/Lewis/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:56
03. U Know (Kelley/McCary?/Morris/Morris/Robinson/Stockman) - 4:46
04. Vibin' (Kelley/McCary?/Morris/Morris/Robinson/Stockman) - 4:27
05. I Sit Away (Rich) - 4:34
06. Jezebel (Farrar/Morris/Stockman/Taylor/The Characcters) - 6:06
07. Khalil (Interlude) (Morris/Stockman) - 1:41
08. Trying Times (Kelley/Morris/Robinson) - 5:23
09. I'll Make Love to You (Babyface) - 4:07
10. On Bended Knee (Jam/Lewis) - 5:29
11. 50 Candles (Kelley/Robinson/Stockman) - 5:06
12. Water Runs Dry (Babyface) - 3:21
13. Yesterday (Lennon/McCartney?) - 3:07

ボーイズIIメン現段階での最高傑作。
「End Of The Road」のメガヒットからモータウンの90年代における最重要アーティストとしての座を誇るかのようにダラス・オースティン、ベイビーフェイス、ジャム&ルイスと惜しげもなく売れっ子プロデューサーを起用、 どの曲をとっても最初っから最後までスキなし、 ヒップホップ世代のドゥーワップ・コーラス・グループとしての正当性をアピールしまくり。
モータウンも90年代初頭からいろいろなグループをデビューさせましたが、なかなか売れるグループが出てこなかったものの、彼らがここまで育って、売れてくれりゃもう言うことなしでしょう。
前半は(1)の勢いあるコーラスで幕を開け、ミディアム・セクションが続きますが、何と言っても(7)のインターリュードをはさんで、(8)から始まるベタベタにロマンティックなスロウ・セクションはもう彼らの独壇場。
そして(9)〜(12)あたりまでのシングル切りまくったミディアム〜スロウはもう圧巻。
幸せいっぱい腹いっぱいになるまでボーイズIIメンの世界を堪能できます。
最後の(13)については一般ポップス・ファンにもサーヴィスといった趣。
90年代の黒人音楽の代表として、代表される一枚。

Evolution / Boyz II Men

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01. Doin' Just Fine (Stockman) - 5:30
02. Never (Babyface [1]/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:48
03. 4 Seasons of Loneliness (Harris/Lewis) - 4:52
04. Girl in the Life Magazine (Babyface [1]) - 3:29
05. A Song for Mama (Babyface [1]) - 5:02
06. Can You Stand the Rain (Harris/Lewis) - 4:02
07. Can't Let Her Go (Combs/Lawrence/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:30
08. Baby C'mon (Crouch/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:36
09. Come On (Combs/McCary?/Morris/Morris/Stockman/Walker) - 5:01
10. All Night Long (Crouch/McCary?/Morris/Morris/Smith/Stockman) - 5:15
11. Human II (Don't Turn Your Back on Me) (Harris/Lewis/McCary?/Morr/Morris/Stockman) - 4:43
12. To the Limit (Combs/McCary?/Morris/Morris/Stockman/Walker) - 5:02
13. Dear God (Bottoms/Jones/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:58

ボーイズIIメン3枚目のアルバム。
前作のR&B市場のみならず、ポップ・フィールドにもクロスオーヴァーした大成功以来、周囲の期待は次作の方向性に向いていましたが、ポップス市場で成功したことも含めてか、 大きくはずす事なく、キープ・コンセプト。
プロデューサーも前回通りのベイビーフェイス、ジャム&ルイスに加えて、当時旬を迎えていたバッド・ボーイズ代表のショーン・パフィ・コムズとブランディちゃんで一発当てたキース・クロウチがあたっています。
おかげでダラス・オースティンがはみでちゃいましたが。
ベイビーフェイスはこの作品でもまさに彼ならではの王道を行き、94年に大ヒットした「I'll make Love To You」の路線を拡大したと思しき(5)をプロデュース、このアルバム随一のヒットを記録します。
個人的にはジャム&ルイスが86年にプロデュースしたイギリスのエレクトロ・グループ、ヒューマン・リーグの「Human」を下敷きにした(11)にシビれましたが。
ただ、これだけの布陣を揃えておきながら、割合地味な曲ばかりだった事(気持ちいいアップ・ナンバーがなかった)と、モータウンのプッシュが期待通 りではなかったというメンバーの不満も手伝ってセールス的にはさほど伸びなかった模様(よく知らないけど)。

Nathan Michael Shawn Wanya / Boyz II Men

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01. Beautiful Women (Briggs/Burruss/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:09
02. Step On Up (McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:53
03. Good Guy (Briggs/Burruss/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 3:49
04. Bounce, Shake, Move, Swing (McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:18
05. What The Deal (McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:25
06. I Finally Know (McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 5:04
07. Pass You By (Stockman) - 4:26
08. Dreams (Bottoms/Huston/Jones/Kafi/McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 3:46
09. I Do (Warren) - 4:10
10. Thank You In Advance (Crawford) - 4:11
11. Never Go Away (Stockman) - 5:06
12. Lovely (McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 5:29
13. Know What You Mean (Morris) - 5:17
14. Do You Remember (McCary?/Morris/Morris/Stockman) - 4:19

モータウンからユニヴァーサルへ移籍したボーイズIIメンのアルバム。
前作「Evolution」はベイビーフェイス、ジャム&ルイス、ショーン・パフィ・コムズ等メッチャ豪華な顔ぶれをプロデューサーに迎えたわりには地味な作りで、評判は今ひとつで、彼らのモータウン離脱の一つとされましたが、今回については、これまで彼等に名声をもたらしたダラス・オースティン(彼等を発掘した張本人)、ベイビーフェイス(「End Of The Road」!!!)、ジャム&ルイスらプロデュース勢を全く起用しない体制でアルバムを制作しました。
過去には、ボビー・ブラウンが大ヒットした「Bobby」の後に、それまで彼のヒット曲の全てをプロデュースしたテディ・ライリーやベイビーフェイス抜きでアルバムを制作しましたが、全く売れなかった経緯があるため、今回のボーイズIIメンの作品にも同じような危惧が伺えましたが、この危惧はどうやら杞憂に終わりそうです。
特に6曲目以降のスロウ攻めを聴いた時には、「ああ〜、この人達は確固たる自信を持ってこの楽曲にあたっているな〜。」ということがわかりますもん。
ここで繰り広げられる世界は、まさしく90年代を代表し、90年代を駆け抜けていったヴォーカル・グループとしてのお手本そのもの。
ド定番的ナンバーで皆様を満足させることでしょう。
ただ、1〜5曲目のアップ〜ミディアムは2曲目を除いて個人的につまらん。
これなら、テディ・ライリー或いはRuff Endzのヒット「No More」で鮮やかな手腕を見せたDJ.エディFあたりのプロデュースでコテコテのニュー・ジャック・スウィングをカマしてくれた方が面 白かった。
まあアコギ&変則ビートっていうのは、今のR&Bのトレンドだからしゃあないっちゃあしゃあないスけど。
アルバム一枚を聴き終えて思ったことは、R&Bサイドの中心グループであることを自覚したまさに中庸の極みを行く作品。
個人的には、誰がなんと言おうとこの路線を貫くことが彼等のアイデンティティを確立することになると思います。
でも…、ライヴでは半分くらいは昔の曲をやったほうがイイと思う(笑)。
彼らの作品の購買層の中心たる世代の気持ちを汲み取れば、そういう事はわかると思うけどな〜。

  • 最新作"LOVE"はまたカバー集だけれど、日本盤の解説が噂によると相当笑えるらしいよん。詳細は拙ブログで -- Sugar Pie Guy? 2010-01-05 (火) 10:09:45

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