Original Rock'n Roll Hits 23 / Chuck Berry

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01 Maybellene
02 Thirty Days
03 You Can't Catch Me
04 Brown-Eyed Handsome Man
05 Roll Over Beethoven
06 Too Much Monkey Business
07 Havana Moon
08 School Day
09 Rock And Roll Music
10 Sweet Little Sixteen
11 Reelin' And Rockin'
12 Johnny B. Goode
13 Around And Around
14 Carol
15 Sweet Little Rock And Roller
16 Memphis, Tennessee
17 Little Queenie
18 Almost Grown
19 Back In The U.S.A.
20 Too Pooped To Pop
21 Bye Bye Johnny
22 Come On
23 No Paticular Place To Go

泣く子も黙るロックンロール大王、チャック・ベリーの数あるベストの中からPヴァイン編集のヤツを一枚(ちうか、酔ってレコ屋に入って、気がついたら買ってたんで…)。
親切にも、録音年月日、チャート・アクション、カヴァーしたシンガー/グループ名を明記してあり、なかなかに親切な配慮。
デビューのきっかけは、シカゴ・ブルーズのボス、マディ・ウォーターズに紹介されて、チェスに入社したという事らしいですが、彼の持ち味は、ルイ・ジョーダンから影響を受け、それを彼なりに解釈した軽〜いヴォーカル・スタイルと、(いい意味で)浮ついたテンポ。
黒人相手のブルーズ・シンガーとしては、大成しなかったでしょうが、白人が憧れる黒人感覚をうまい形で抽出して、提供した事がウケたんでしょう、白人相手の商売としては、大成功。
彼の手本となったルイ・ジョーダンも黒人からも白人からも指示されてたし。
よく、ティーンエイジャーの世界を描いたことが成功につながったとされますが、詳しく言えば、何不自由ない白人ティーンエイジャーの持つ大人に対する不満あるいは異議申立の部分と、黒人である自分の置かれた状況を取り巻く不満や閉塞感を置き換えて歌っただけで、その精神或いは商売方法は、現在我が世の春を謳歌しているヒップホップにまで受け継がれていると言えるでしょう。
その精神が一番わかりやすいのは「ベートーベンなんかかけないで、カッコいいリズム&ブルーズをかけてくれよ!」とラジオDJにお願いする少年の姿を歌にした「Roll Over Beethoven」かな。
チャック・ベリーは60年代にはほぼ失速しますが、とにかく、初期のビートルズ、ローリング・ストーンズ、ビーチ・ボーイズ、ヤードバーズ等錚々たるバンドが彼のカヴァーをしまくって、後にそれぞれがオリジナリティ溢れる作品を発表して60年代のロック全盛期を形成していきます。
まあどれもこれも名曲揃いですが、個人的にはデビュー曲の「Maybellene」と、「Too Much Monkey Business」かな。
そういえば傑作映画「真夏の夜のジャズ」にも出演してたな〜。

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