Pulse / Greg Phillinganes

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1. Behind the Mask
2. Won't Be Long Now
3. Playin' With Fire
4. I Have Dreamed
5. Come as You Are
6. Lazy Nina
7. Signals
8. Countdown to Love
9. Shake It

スティーヴィー・ワンダー、マイケル・ジャクソン、エリック・クラプトンといった超一流のアーティストのバッキングをつとめるキーボード職人グレッグ・フィリンゲインズのセカンド・ソロ。
フィリンゲインズの場合はスタジオのみならず、いずれもツアー・メンバーとして参加しており、クラプトンの80年代後半のツアーや大ヒットしたアンプラグド等の映像作品にも顔を見ることができます。

本作の注目はやはりシングル・カットもされたYMOのカヴァー(1)。
もともとマイケル・ジャクソンのモンスター・アルバム「スリラー」に収録予定でしたが権利関係でもめた末にお蔵入りになり(マイケル側が半分印税よこせと言ったらしい)、その時のセッションにグレッグがヴォーカルを入れたと思われます。
この楽曲は後にグレッグが参加したクラプトンの「August」にも収録され、こちらもシングルカットされました。
それどころか作曲した教授もソロ名義でマイケル作詞のヴォーカル入りのシングルを出しており、YMOのオリジナルを入れるとそのヴァージョンの数はかなりのものになります。
海外のミュージシャンたちが日本で大ヒットしたライディーンやテクノポリスじゃなくて「Behind The Mask」に反応したというのが興味深いですな。

そしてもう一つの注目曲はドナルド・フェイゲンが作曲した(6)。
フェイゲンの大傑作「Nightfly」にグレッグが参加していた縁によるものでしょうが、いかにもフェイゲンっぽい曲調で満足。

他にも(2)ではポインター・シスターズを、また(3)ではジェイムズ・イングラム&ハワード・ヒューイットをコーラスに従えるという豪華布陣で臨んでおり、聴き応えは十分。
紙ジャケ限定盤なのであるうち買うときやの一枚。

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