01. Does Your Man? / Powell, Watts / 3:41
02. Say You Will / Powell, Watts / 4:23
03. Don't Tell / Powell, Walker, Watkins / 3:52
04. Hatin' on Us / Jacobs, Powell / 4:28
05. So Beautiful / Fiddler, Jacobs / 4:20
06. I Want You / Ross, Ware / 4:50
07. Holding Back the Years / Hucknall, Moss / 4:40
08. Beautiful Thang / Boone, Powell, Tucker / 3:47
09. Can't Do It Like Me / Jacobs / 4:15
10. Take This Ride / Cliffort, Jacobs, Powell / 3:59
11. Move On / Jacobs / 3:53
12. Devoted to You / Marks, Powell / 4:32
マイケル・J・パウエルがプロデュースした作品ですが、当時は知りませんでした。
期待して聴きましたが、楽曲のセンスは素晴らしいものの、インディのせいかちょっと音がショボめなところが残念です。
マイケル・J・パウエルというとどうしてもアニタ・ベイカーの作品と比較してしまい、あの時代の豪奢なサウンドを求めてしまいます。
その中でもキラリと光る曲はあり、中でもマーヴィン・ゲイのカヴァー(6)はどこかルイス・プライスが90年にカヴァーした「Distant Lover」を思い出させます。
アレンジとか、歌い方とか。
あとシンプリー・レッドの(7)は合格点。
全体的には時代に合わせたようなプロデュースも散見され、(1)のリズムなどはその典型でしょう。
R&B出身者がヒップホップをやるとどうもハマらない、という図式はここでもあてはまり、しかもマイケルは80年代のオールド・スクールなのでよけいハマってません。
ならばミディアム〜スロウに的を絞ったほうがよかったようなそんな気が。
お好きなかたはどうぞ、といったところでしょうか。