1. I Promise
2. Lock-N-Key
3. Something Real
4. Every Little Thing
5. Knocks Me Off My Feet
6. Move Your Feet (Let's Dance)
7. Nothin' But The Best
8. Until
9. Can He Rock You Like This
10. Stand
89年リリースのソロデビュー盤。
スティーヴィー・ワンダーの(5)以外は自作曲で揃えております。
(6)では若干のミネアポリス風味を醸し出しており、時代への目配せを忘れておりません。
とはいえ、やはりミディアム〜スロウでの立居振舞こそがこの人の真骨頂。
ミッド・スロウの(7)、アーバンな(8)、落ち着いた(9)あたりがイイ感じ。
ギターの使い方がプリンス風味の(10)でアルバムは幕を閉じますが、ほとんどの楽器を自分でやってしまうあたりもプリンスっぽい。
この時期そろそろ打ち込み機材が揃ってきてるので珍しい存在というわけでもありませんが。
デビュー盤としてはよくまとまったアルバムでしょう。
1. Gimme The Keys / Bleu, Blue / 4:14
2. Whenyadowhatchado / Bleu / 3:55
3. Good 2 U / Bleu / 5:31
4. Be With U / Bleu / 4:15
5. Stand / Bleu / 4:20
6. Stay / Bleu / 3:49
7. All I Do / Broadnax, Paul, Wonder / 4:33
8. I-O-U Love / Bleu / 5:16
9. All My Life (I've Waited) / Bleu / 4:45
10. Lock 'N Key / Bleu / 3:50
91年リリースのセカンド・アルバム。
時代を反映してか(1)〜(4)までニュー・ジャック・スウィング。
(2)はたぶんマーヴィン・ゲイの「Mercy Mercy Me」とJBのかけ声をサンプリング。
テンポが落ちてくる(5)は若干プリンスの匂いがしなくもない。
そしてこの人の真骨頂であるメロウな(6)が素晴らしい。
前作でもカヴァーしたスティーヴィー・ワンダーの(7)を時代なりのアレンジではさんで再度スロウに立ち返った(8)(9)が身に沁みます。
そして若干テンポ・アップした(10)でアルバムはシメ。
インディながらも、この時代にここまで時代に目配せした出来のものはなかなかありません。
ミキ・ブルーの感覚の確かさが伺える作品。
1. Tonight's The Night
2. I Want U
3. This Kinda Luv
4. Can I Come Over
5. Everlasting Love
6. Come Straight 2 Da House
7. Lay Your Hands On Me
8. U Should Be With Me (Original Mix)
9. Anybody Seen My Baby
10. Heaven's Missing An Angel
11. Still N Luv
12. U Should Be With Me (Remix)
ミキ・ブルーの3枚目・・・、かと思ったら5枚目だったのか。
しらなんだ。
しかもこのアルバム、この緑基調のジャケの他にもさあマッサージしろみたいな背中ジャケがあって、曲目も違うものが存在しております。
アイズレー・ブラザーズの再評価期ということもあったか、(1)からそれ風のサウンドで満足。
そしてマーヴィン・ゲイのカヴァー(2)はちょっとハネた出来で、これがほとんど唯一のミッド・テンポであとはエロいスロウ。
(4)(5)あたりはアイズレー風味横溢ですが、(6)は97年風のアレンジですな。
そしてそのアイズレー風味はアーニー風のギター・イントロが泣かせる(7)で最高潮に。~ちょっとテンポをあげた(8)で気分を変えた・・・、と思ったら再度アイズレーなアレンジに戻った(10)で聴かせます。
メロウさという意味では一番のアルバム。
思うに、ミキ・ブルーの場合は時代に合わせすぎ、そしてそれが器用貧乏の方向になっちゃったんでメジャーに浮上できなかったのかなという気もしますな。