Greatest Hits, Vol. 1 / New Edition

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01.Boys To Men [Remixed Version]
02.If It Isn't Love
03.Can You Stand The Rain
04.Count Me Out
05.Little Bit Of Love (Is All It Takes)
06.Cool It Now
07.Mr. Telephone Man
08.Lost In Love
09.Candy Girl
10.Popcorn Love
11.Is This The End

80年代におけるポスト・ジャクソン5の一番手であり、後年はメンバー全員がソロ活動を成功させ(ベル・ビヴ・デヴォウを含む)、更には90年以降に輩出するハイ・ファイヴ等のボーイズ・グループの先駆けにもなった重要グループのベスト盤。
一番最初にボビー・ブラウンがリードをつとめる(7)を聴いていいなと思ったけど、今聴くとサウンドの完成度は寧ろボビー脱退後に加入したジョニー・ギルと、そしてジャム&ルイスがプロダクションに加わった88年以降の作品のほうががやっぱり凄い。
作品でいうと(1)〜(3)あたりかな。
90年代初期に花開くジョニー・ギル、ラルフ・トゥレスヴァントの個性がすでに芽を出しつつあり、やっぱりジャム&ルイスはすげえなという当たり前の感想しかでてこない(笑)。
(4)以降はいかにも80年代初期というバブルガム・ソウルがならんでおりますが、彼らを発掘したモーリス・スターが制作してるのは…、今聴くとシンセの音が安っぽくてちとキツい(笑)。
80 年代初期は、70年代から頑張ってきた大型ファンク・バンドが経費うんぬんの面から一斉にディジタル化の煽りを食らって規模縮小〜解散或いはリード・シンガーのソロ転向が目立ち、またシンセをいかにして黒人音楽に取り入れるかの試行錯誤の時期だっただけに、シンセを中心に据えたアッパー・チューンに面白い作品は少ないんだけど…。
この時期成功したのは、何でも一人でやりたがるプリンスと、メンバーをわずか3人に減らしてディジタル・ファンクに対応したたキャメオくらいかな?
87 年にキース・スウェットの「I Want Her」でシンセ中心でもファンク・ビートを制作する方法論をテディ・ライリーが確立して、音作りはプロデューサー一人で十分賄えるという状況が、逆に 90年代の空前のコーラス・グループ・ブームを巻き起こした要因になってると思うけど。
で、ニュー・エディションのメンバーであるマイケル・ビヴンスがスカウトしたボーイズIIメンが、当然の事ながらニュー・エディションを手本にしたという事実は、とりもなおさず90年代に結成された多くのコーラス・グループは何らかの形でニュー・エディションの影響を受けているといえるでしょう。

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