Rude Awakening / Rude Boys

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01. Come On Let's Do This
02. Written All Over Your Face
03. I Feel For You
04. Heaven
05. Pressure
06. Never Get Enough For Me
07. I'm Going Thru
08. Are You Lonely For Me
09. I Need You
10. Fool For You

リヴァートによって発掘されたヴォーカル・グループ。
メンバーの一人は有名なブルーズ・ギタリスト、B.B.キングの親類だということで、注目を集めましたが、実力も十分。
特にコーラスなんかは他のグループより数段上のテクニックを持っています。
ジェイムズ・ブラウンのサンプリングによって導かれる(1) あるいは(2)あたりがヒットしたみたいですが、やはり聴きものは(7) 〜(9)にわたるスロウ3連発でしょう。
ここで彼らはその持てるテクニックを余すところなく披露してくれます。
ここばっかり繰り返して聴いちゃうのは仕方ないところかな。
全体的には唱法も含めてリヴァートの影響が強く、個性の確立にはセカンド・アルバムまで待つことになります。

Rude House / Rude Boys

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01-RUDE HOUSE
02-TELL ME WHAT YOU LIKE
03-MY KINDA GIRL
04-MESSIN AROUND
05-GO AHEAD AND CRY
06-MISS YOU SO MUCH
07-TONIGHT
08-THIS LOVE
09-TRUE APOLOGY
10-ALWAYS
11-THERE'S NO DOUBT
12-PRAISE SONG

ルード・ボーイズのファースト(タイトル「Rude Awakening」)は世間の評判ほど好きじゃなかった(スロウは良かったけど)んで、2枚目はパスしちゃおうかなーと思ったけど、買ってみたらこれが良かった。
何が良かったって、1〜4曲目を占めるアップの充実っぷりがファーストより格段にあがってること!
アップのほとんどはルード・ボーイズの発掘人、ジェラルド・リヴァートですが、 イイ仕事してます。
しかし、リヴァートは自分とこ以外のグループだとイイ曲つくるなあ(笑)。
そして後半を占めるスロウの良さは極め付き。
ここでのプロデュースはそれぞれメンバーが担当してます。
この後彼らはシーンから姿を消しますが、 97年に「Rude As Ever」という作品で復活してくれます。
なかなか目立たないし、今現在なかなか見つからないアルバムですが、これはおすすめです。
しかしへんなジャケ写。

Rude As Eva / Rude Boys

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01-Nothing No One
02-Dance Wit Me
03-Party Goes On
04-How Many Times
05-Lock Down
06-Wildflower
07-Som-A-Dis
08-All Night Long
09-Too Good
10-Soak N Wet
11-One Track
12-Do You Like It Like This
13-I'm The One
14-Rewind
15-Menu
16-Wears You Out
17-I'd Give Everything

92年の力作「Rude House」のセールス不振が理由だったのか、インディ落ちしてしまいましたが、若干のメンバーチェンジを行って、出直し盤として本盤をリリースしました。
ソングライティングはB.B.キングの甥というメンバーのラリー・マーカスがほぼ全曲に渡ってソングライティングとプロデュースに関わっており、中にはトレンドを意識したものもありますが、アルバムとしては統一された出来栄えになっています。
何といっても(2)(4)(5)に代表される得意のスロウの味わいが増していることにあるでしょう。
彼らを発掘したリヴァートの父親グループ、オージェイズのカヴァーになる(6)の丁寧な歌い込みもナイス。
そして泣きまくり求めまくりの(8)…。
もうサイコー!
円熟という言葉がピッタリくるアルバムです。
再度のメジャーリリースを期待したいですね。

コメントなどございましたらどうぞ。

  • 2作目が好きだったんですが、その後が知れて嬉しいです。探してみます。 -- すー? 2009-11-01 (日) 21:17:07

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