The Goldwax Years / Spencer Wiggins

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01. Once in a While (Is Better Than Never at All) / Claunch, Hall, Taylor / 3:33
02. Old Friend (You Asked Me If I Miss Her) / Jackson, Webb / 2:47
03. The Kind of Woman That's Got No Heart / Greer / 2:43
04. Lonely Man / Claunch, Russell / 2:12
05. He's Too Old / Claunch, Hall, Jackson / 2:10
06. I'm a Poor Man's Son / Claunch, Dante / 2:08
07. What Do You Think About My Baby / Hayes, Miller / 2:46
08. Anything You Do Is All Right / Cage, Claunch, Russell / 2:16
09. I'll Be True to You / Miller / 2:36
10. Take Me Just as I Am / Oldham, Penn / 2:44
11. That's How Much I Love You / Claunch / 2:53
12. I Never Loved a Woman (The Way I Love You) / Shannon / 3:02
13. Who's Been Warming My Oven / Vickery / 2:40
14. Walking Out on You / Jackson / 2:35
15. Soul City U.S.A. / Claunch, Taylor / 2:02
16. Sweet Sixteen / Ertegun / 2:41
17. Uptight Good Woman / Johnson, Oldham, Penn / 2:42
18. Lover's Crime / Hayes / 2:11
19. My Love Is Real / 2:44
20. The Power of a Woman / Claunch / 3:34
21. I'm a Poor Man's Son / Claunch, Dante / 2:09
22. That's How Much I Love You / Claunch / 3:00

スペンサー・ウィギンズはジェイムズ・カー、オヴェイションズと並ぶゴールドワックス・レコードの代表シンガーの一人ですが、アルバムは一度もお目にかかったことがなく、10年ほど前に「The Goldwax Collection vol.1」というヴィヴィドから発売された編集盤でしか聴けませんでした。
で、このCDを買って初めて知ったんですが、ゴールドワックス時代はアルバムを残せなかったんですね。
全体的にはウィルソン・ピケットをイメージしますが、時としてただ喚き散らすだけに終始するピケットよりは抑えた感じでの歌唱で、よりブルージーな感じが素晴らしい。
作品の中ではなんといってもウィルソン・ピケットにも引けをとらないジャンプ(15)がサイコー。
そしてアレサ・フランクリンのデビュー作(12)も彼なりの解釈で歌われています。

このCDで疑問なのは、先述した「The Goldwax Collection vol.1」に収録されていた「Love Attack」が入ってません。
権利問題でなんかあったんでしょうか。

最近はどっかの野球チームの応援歌を歌ってるみたいですがよくわかりません。

しかしこのジャケの写真はどうもトッチャン坊や的な感じがしてあんまりカッコよくないなあ。
ヴィヴィドのときのあごに手をやってる写真のほうがイイ気がする。
この顔だといくら歌がすばらしくても売れなかったかも。
そう考えるとパーシー・スレッジもけっこうムチャな顔ですが。
解説の中に最近の彼の写真がありますが、グレート小鹿みたいな風貌になってて非常によかったです(笑)。

ま、それはそれとして、このアルバムはジェイムズ・カーの作品集と並んでソウル・ファン必携のアルバムといえるでしょう。
廃盤になったらまたとんでもない値段で中古が売り買いされると思いますので、買い物はお早めに。

Feed The Flame: The FAME and XL Recordings / Spencer Wiggins

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1. I'm At The Breaking Point
2. We Gotta Make Up Baby
3. This Love Is Gonna Be True
4. Holding On To A Dying Love
5. You're My Kind Of Woman
6. I Can't Be Satisfied
7. I'd Rather Go Blind
8. Love Works That Way
9. Feed The Flame
10. Make Me Yours
11. Ooh Be Ooh Be Doo
12. Take Time To Love Your Woman
13. Let's Talk It Over
14. I Can't Get Enough Of You Baby
15. Double Lovin'
16. Love Machine
17. Love Attack
18. Hit And Run
19. Best Thing I Ever Had
20. Water
21. Love Me Tonight
22. Cry To Me

スペンサー・ウィギンズがフェイム〜サウンズ・オヴ・メンフィスで録音した未発表モノを含めた音源を集めたベスト。
とはいうものの、ゴールドワックスで録音された音源も入っていますが、スペンサーのフェイムに移籍の際にそのあたりの権利も同時に移動してワケのわからんことになってるらしいですな。
フェイムのオーナー、リック・ホールも最近は丸くなったんだろうか。

69〜70年の録音ということで、ハイ・レコードっぽい甘めな味付けも散見され、ディープ・ソウルの変化を見ることが出来ます。
メロディアスな(3)が新鮮で気に入りました。

そしてジャンプ・ナンバーではジェイムズ・カーも歌った(17)がなんといってもサイコー。

ソロモン・バークで有名な(20)でアルバムは幕を閉じますが、充実した楽曲群が並んだ好盤といえましょう。
ディープ・ソウルのなんたるかを知るのに最適なアルバム。
しかし、この手のディープ・ソウルのリイシューはなんでイギリスと日本でしか盛り上がってないのかな。
不思議だ。

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