Reminiscing / The Dells

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01. Dells Welcome/The Love We Had / Glass, Pittman / 2:17
02. Say That You'll Stay / Pittman / 5:24
03. You Were My 911 / Glass, Pittman / 4:39
04. Reminiscing / Allison / 5:48
05. Here 4 U / Glass, Pittman / 4:39
06. Corner Cafe / Barksdale, Glass, Pittman / 5:55
07. The Whole Truth / Glass, Sweezey / 4:45
08. Where Do We Go from Here / Junior Jr, Madison / 5:14
09. Baby Come Back / Andrews / 4:59
10. I Need You / Allison / 4:58
デルズ結成48周年(中途ハンパだな)を記念するアルバム。
今更書くことでもありませんが、48年間全くメンバーチェンジせずに活動しているグループはほぼ皆無、そういった意味ではメンバーチェンジを繰り返してシーンに対応してきたテンプテーションズとは対極の位置にあるといえましょう。

90年代にはフィラデルフィア・ソウルの代表的プロデューサー、ギャンブル&ハフを迎えた「I Salute You」でヴェテランの底力を見せつけ、今また70年代の黄金時代に匹敵する作品を作り上げました。
(70年代のデルズは…、ベスト盤くらいしか出てませんが、それでもおすすめ!)
イントロに続くは「Say That You'll Stay」。マーヴィン・ジュニアのバリトン・ヴォーカルも全く衰えを見せておらず、これがデルズ8年ぶりの傑作と言い切りたくなる出来で、タイトル曲もミディアム・テンポの快作。
ドゥーワップ、R&B、ソウルの時代を生き抜いたデルズの真骨頂を遺憾なく発揮、L.J.レイノルズの復活作に続く新生ヴォルトでのデルフォニックス、ドラマティックスといった復活組の作品が今イチだっただけにやや心配しておりましたが、今回のデルズはバッチリ、素晴らしい作品に仕上がりました。

90 年代に入って、アイズレー・ブラザーズのようにヒップホップのサンプルネタで復活したグループの他にも、オージェイズやテンプテーションズのように旬のプロデューサー起用で生き残りを賭けるグループがいるなか、ほぼ無名のプロダクションながらこれだけの作品を残せるとは脱帽の一言。
おヤジソウル好きの方のみならず、広く勧めたいアルバム。

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