01 Intro;I'll Be Sweeter Tomorrow
02 By The Time I Get To Phoenix
03 Little Green Apples
04 All We Need(Is Another Chance)
05 Look Over Your Shoulder
06 I'm So Glad I Found You
07 Ooh Baby,Baby
08 Just Another Only Night
全員が服役中の囚人グループ。
プロデューサーはジャケ写右の、手を差し伸べている人物であるジョージ・カー。
なんでも刑務所の慰安ショウにたまたまジョージ・カーが見に来てて、彼らのショウを気に入り、どうにかレコーディングできるよう東奔西走した結果 、許可がおりて、移動用の録音機材を刑務所内に持ち込んでの録音とあいなった模様です。
アルバムの途中にジョージのインタビューが入り、その喋りに導かれて曲が始まりますが、何かラジオを聴いているような気にさせてくれます。
ほとんどの曲をカヴァーが占めますが、エスコーツの面々は素晴らしい解釈力を示し、個人的にはオージェイズの古い曲(フィラデルフィア・インターナショナル時代以前)の(3)(5)(6)、スモーキー・ロビンソン&ザ・ミラクルズの大傑作(7)がサイコー。
彼らの気持ちを率直に表した(4)も素晴らしい。
駄曲ナシ、名作スウィート・ソウル・アルバムと言ってよいでしょう。
ジョージ・カーのプロデュース作品の中ではこのアルバムが一番好き。