1. Make You Shake It
2. Tomorrow
3. Keep You Head Up
4. Hit Me
5. As We Lay
6. Please Help Me Find Her
7. There Is Nobody
8. I Belive We Can
ヒューマン・ボディというグループは2種類あるみたいで、ロジャーが結成したファンク・バンドのほうのヒューマン・ボディは「Truth Be Known」というアルバムをリリース後、ザップと名を変えますが、今回ご紹介するのはその後ロジャーがプロデュースした別物のコーラス・グループと考えたほうがいいでしょう。
ワタクシも長い間混同しておりました。
で、ピーター・バラカンさんが著書「魂のゆくえ」で紹介しとりましたがその頃はとっくに廃盤になっており、アナログもないしCD化も絶望的だったんで、今回のCD化はマジで大喜びしました。
メンバーは元オハイオ・プレイヤーズのビリー・ベック、パーラメントのレイ・デイヴィス、ラリー・ハッチャーの三人。
実力的には申し分ないヴォーカル陣にもっとも脂の乗ったザップ・サウンドがバックをつけているんで内容はサイコーの一言。
ザップのトレードマークであるトーク・ボックスはいっさい出てきませんが、でもそんなの関係ねぇ!と納得の出来。
(1)から(4)までのファンクもシャーリー・マードックがのちに録音したスロウ(5)にはじまるミディアム〜スロウ群も文句なし、捨て曲なしの名盤。
そりゃピーターさんも推薦するわ。
ザップ・サウンドのヴォーカル・アルバムならばボビー・グローヴァーのソロもサイコー。