1. For Your Precious Love
2. Young Lover
3. Let Me Know
4. Don't Drive Me Away
5. Senorita I Love You
6. A New Love
7. That You Love Me
8. The Gift Of Love
9. Believe In Me
10. Lovers Lane
11. At The Country Fair
12. A Long Time Ago
ヴィー・ジェイ時代、ジェリー・バトラー在籍時のインプレッションズの作品を集めたアルバム・・・、だと思ったらジェリー・バトラーは3曲しかやってないのか。
それでも(1)の歌いっぷりには感動のひとこと。
オーティス・レディングをはじめ、さまざまなシンガーにカヴァーされたアーリー・ソウルの一大傑作。
のこりの楽曲はカーティス・メイフィールドがリードをとっており、若干不安定ではありますが後の彼ならではの個性の萌芽を感じさせます。
(4)ではステイプル・シンガーズのローバップ・ステイプルがソングライティングを手掛けてますが、この後カーティスがステイプル・シンガーズのアルバム「Let's Do It Again」のプロデュースを手掛けていることを考えるとなんとはなしに因縁を感じます。
また、(6)のクレジットはジェリー・バトラーとカーティス・メイフィールドの共作になってますが、ヴォーカルはカーティスですな。
このへんなんかゴタゴタがあったんでしょうか。
ドゥー・ワップから来るべきソウルの時代に歩き出したことがよくわかり、そしてシカゴというソウルの産地ならではの味わいがよく出ております。
アーリー・ソウルの傑作として語り継がれるべき一枚。
01 Gypsy Woman
02 It's All Right
03 Talking About My Baby
04 I'm So Proud
05 Keep On Pushing
06 You Must Believe Me
07 Amen
08 People Get Ready
09 Woman's Got Soul
10 Meeting Over Yonder
11 You've Been Cheatin'
12 We're A Winner
シカゴ・ソウルの代表、インプレッションズの傑作達を。
とにかくポジティヴなメッセージ満載で、(2)が大好き。
落ち込んだ時に聴くと高揚してきます。
(4)はカーティスのスロウの中でも出色の出来で、96年にカーティスのトリビュート盤でロナルド・アイズレーが色っぽくカヴァーしたヴァージョンも忘れられません。
ゴスペル色強い(7)(8)なんてホント大傑作。
(7)なんてマーチだし。
運動会の入場行進なんかの時に歌うといいかも(笑)。
(8)は当時の公民権運動に直結したメッセージ・ソング。
とにかく素晴らしい。
オリジナルは現在ならば大傑作「People Get Ready」がCDで入手容易。
あと最近はこのベストより収録曲が多いベストもあるので、そっちの方がおすすめかも。