Illumination / Earth, Wind & Fire

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01. Lovely People / Harris, Will.I.Am / 4:28
02. Pure Gold / Avila, Avila, Harris, Lewis / 4:40
03. A Talking Voice / Interlude / . 0:19
04. Love's Dance / Harris, Lewis, Tolbert / 4:28
05. Show Me the Way / Jackson, Saadiq / 7:47
06. This Is How I Feel / Brown, Ethridge, Murray / 4:21
07. Work It Out / Bailey, Jackson, Saadiq / 4:29
08. Pass You By / Jackson, Saadiq / 4:59
09. The One / Bennett, Brown, Christian / 5:11
10. Elevated / Ambrosius, Henson, Pelzer / 4:37
11. Liberation / Bervine, Duplaix / 5:25
12. To You / Earth, Wind & Fire, McNight? / 4:37
13. The Way You Move [*] / Brown, Mahone, Patton / 4:36

もともとフィリップ・ベイリーのソロ・プロジェクトとして立ち上がった企画らしいですが、それがふくらんでEW&Fとしてやろうということになったそうです。
本作はジャム&ルイス、ラファエル・サディーク、ブライアン・マックナイト、オーガナイズド・ノイズといった錚々たるメンバーがプロデュースに当たってます。
ジャム&ルイスは手堅くまとめてるんですが、まとまりすぎなところがおもしろみに欠けるかなあ。
しかしこの人達はすごいな。
アイズレー・ブラザーズ、オージェイズとヴェテラン再生にかけてはもはや達人の域に達してるかも。
EW&Fっぽさを感じさせるのはモーリス・ホワイトとラファエル・サディークのデュエット(5)かな。
ホーンの使い方とかが往年のEW&Fっぽいんだけど、EW&Fのメンバーは演奏にはほとんど参加してない(笑)。
アウトキャストのビッグ・ボーイ、(元?)デスティニー・チャイルドのケリー・ローランドまで借り出した(6)はちょっとやりすぎかな。
(10)はどっかディアンジェロみたいだけど、やっぱイイわ。
ディアンジェロのライヴでEW&Fのカヴァーをしてましたが、逆インスパイアというべきか。
最近のファルセット・シンガーの倍ぐらいフィリップ・ベイリーががんばってます。
あとはブライアン・マックナイトの(12)は、ブライアンが目立ちまくりのミディアム・スロウ。
曲はすっごくイイんですけどね。
この手のアルバムの常ではありますが、プロデューサーの色が出過ぎちゃってかんじんの「あの70年代の」EW&Fの個性とかはどっかに飛んでいっちゃってますが、近年はグダグダなアルバムばっかり出してたということを考えると今作はプロデューサーがしっかりしてるぶん聴きごたえはバッチリ保証付き。
楽しめるアルバムです。