01. Just Can't Get You Out of My Mind (Barrett)
02. Just You and Me Baby (Davis)
03. Don't Let the Green Grass Fool You (Akins/Bellman/Drayton/Turner)
04. I Could Never (Repay Your Love) (Howes)
05. I'll Be Around (Bell/Hurtt)
06. One of a Kind (Love Affair) (Jefferson)
07. We Belong Together (Davis)
08. Ghetto Child (Bell/Creed)
09. How Could I Let You Get Away (Davis)
10. Could It Be I'm Falling in Love (Steals/Steals)
スピナーズは、60年代にはモータウンに所属し、スティーヴィー・ワンダーがソングライティングに加わった「It's A Shame」などのヒットを飛ばしましたが、モータウンの強力なプッシュを得ることが出来ず、73年にはアトランティックに移籍します。
その際、リード・シンガーだったG.C.キャメロンがソロに転向し、新たにハウスゲスツというグループでJB'sをやめた直後のブーツィ・コリンズ等と活動していたフィリッペ・ウィンが加入、更にアトランティック・レコードがフィラデルフィアのプロデューサー、トム・ベルに彼らを預けた事が吉と出て、彼らは70年代にモータウン在籍時代を遥かにうわまわるヒットを量 産します。
フィリッペの暖かみのあるヴォーカルがトム・ベルの書くややポップな曲によくなじんで、このアルバムからは(5)(6)(10)のヒットがうまれ、彼らの代表作の一枚といってよいでしょう。
この後も70年代いっぱいはトム・ベルとのコンビネーションで彼らはヒットを連発していきます。
01 Love Trippin'
02 Heavy On The Sunshine
03 Melody -Cupid /I've Loved You For A Long Time
04 I Just Want To Be With You
05 Streetwise
06 I Just Want To Fall In Love
07 Now That You're Mine Again
08 Split Decision
09 I'm Takin' You Back
10 Pipedream
スピナーズは70年代にフィリッペ・ウィンのリードとトム・ベルのプロデュースで、フィラデルフィア・ソウルのスピナーズは70年代にフィリッペ・ウィンのリードとトム・ベルのプロデュースで、フィラデルフィア・ソウルの一方の雄になりますが、やがてフィリッペはソロに転向、グループはジョン・エドワーズをリードに迎え、80年にリリースされたのが本作。
もともとジョンは73年に素晴らしいソロ・アルバムを発表しており、サム・クックのフォロワーであることは彼のカヴァー(3)を聴けばまるわかり。
プロデューサーはマイケル・ゼイガー。
(1)から勢いのある音が前面に出てきて満足。
(6)はキラキラ系のミディアム・ナンバーで、個人的にはこれが一番好きかな。
ジョン・エドワーズのディープな唱法と、フィリー・サウンドの面影を残したサウンドがよく合致してなかなかの好作になりました。
彼らはやがてインディ落ちしてしまいますが、未だにきちんとしたアルバムを出し続けています。
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