01 Midnight Train To Georgia
02 I've Got To Use My Imagination
03 Storms Of Troubled Times
04 Best Thing That Ever Happened To Me
05 Once In A Lifetime Thing
06 Where Peaceful Waters Flow
07 I Can See Clearly Now
08 Perfect Love
09 Window Raisin' Granny
60年代にはモータウンに所属、「悲しいうわさ」などのヒットを放ったグラディス・ナイト&ピップス。 ブッダ・レコード移籍後もヒットを放ち続けていくのはさすが。
モータウンよりデビューして、その待遇に不満をもって飛び出したものの、その後失速していくシンガー達が多い中で現在に至るまで活躍していることについては特筆すべきことだと思います。
あとモータウン出てヒット飛ばしてるのはスピナーズくらいしか思い浮かばないし。
このアルバムはブッダ・レコード移籍第一弾。
(1)の大ヒットがきっかけとなり、(2)(4)と3曲連続してR&Bチャート1位を射止めます。
特に(1)は彼女達の代表曲といってよく、天才的な歌のうまさと相俟ってこの曲を印象強いものにしています。
そういえば、ジャクソン5を発掘して、モータウン幹部にデビューさせるように最初に進言したのはグラディス達だったのに、彼らのデビュー盤には「ダイアナ・ロスが発掘した…」なんて書かれちゃそりゃグラディス達も怒るわな。
01 Mr. Welfare Man
02 To Be Invisible
03 ON&ON
04 The Making Of You
05 Claudine
06 Hold On
07 Make You A Happy Home
カーティス・メイフィールドがプロデュースした映画のサウンドトラック盤。
とはいうものの、全てグラディス達が歌っているので、オリジナルと解釈してもよいでしょう。
この時期、カーティスは自作の「Superfly」が大ヒットしたためか、黒人映画のサウンドトラックのプロデュース・ワークが多く、代表的な作品としてはアレサ・フランクリンの「Sparkle」、ステイプル・シンガーズの「Let's Do It Again」が挙げられます。
カーティスが自分のアルバム「Sweet Exocist」で歌っていた(2)がまず白眉。
カーティス独特の柔らかい音世界に、グラディスの力強いヴォーカルが乗って、この曲をより印象強いものにしています。
そして(3)でのカーティスのワウ・ギターに乗ってピップスが軽やかなコーラス・ワークで盛り上げる(3)が個人的には一番スキ。
カーティス好きにははずせないアルバムなんじゃないかなと思います。
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