01 Distant Lover
02 Play It By Heart
03 Heart's Devotion
04 Flesh & Blood
05 What Becomes Of The Brokenhearted
06 Nobody But You
07 Just One Thing
08 How Can I Make You Love Me
09 Try It Baby
10 I Believe In You
元テンプテーションズのリード、ルイス・プライスのソロ・アルバム。 77年より歌う鬼瓦の異名を持つリード、デニス・エドワーズの後釜に座り、79年に鬼瓦が復帰した時に追いだされちゃったんですけど。 とはいうものの、ルイスさんがリードとってた頃、テンプスはアトランティック・レコードに所属してたんだよな〜。 なんでモータウンで出せたんだろ? まあいいや。 アクティヴ・フォース、シェリック等のプロデュースで名を挙げたマイケル・ストークス、マイケル・J・パウエル等のバックアップを受けて素晴らしい出来のアルバムとなりました。 やや細い声質ながらも 円熟したヴォーカルを聴かせてくれます。 タイトル曲(1)はいわずと知れたマーヴィン・ゲイの名作。 ジェラルド・アルブライトのサックスに導かれて始まるマイケル・ストークスの手堅いプロデュースが光る一曲。 (3)はマイケル・J・パウエル制作、ゲストにニキタ・ジャーメインさんちう女性シンガーを迎えて熱く歌うミディアム・スロウ。 やっぱマイケル・J・パウエルはいいなあ〜。 全体的には91年発表ということで、黒人音楽シーンはニュー・ジャック・スウィング全盛期にあたり、年齢的なものもあってセールス的な部分ではさほどの結果を残せませんでしたが、ヴェテランの心意気を示した一枚といえるでしょう。
soulstew@管理人