01 The Lyrics / Darling
02 The Lyrics / How A Woman Does Her Man
03 The Lyrics / The Side Wind
04 Percy Milem / Crying Baby, Baby, Baby
05 Percy Milem / I Don't Know What You've Got
06 Percy Milem / She's A Mover
07 Percy Milem / I Slipped A Little
08 Percy Milem / I'm Crying Over You
09 O. V. Wright / That's How Strong My Love Is
10 O. V. Wright / There Goes My Used To Be
11 Phillip & The Faithfuls / Love Me
12 The Vel Tones / I Do
13 Gene "Bowlegs" Miller / Toddlin'
14 Eddie Jefferson / Some Other Time
15 Timmy Thomas / Have Some Boogaloo
16 Timmy Thomas / It's My Life
17 Timmy Thomas / Whole Lot Of Shakin' Goin' On
18 Barbara Perry / Unlovable
19 Barbara Perry / You Ain't Woman Enough
20 "Wee" Willie Walker / I Aint Gonna Cheat No More
21 "Wee" Willie Walker / I Don't Want To Take A Chance
60年代サザン・ソウルの殿堂、ゴールドワックス・レコードの特集第2段。
第1集ではジェイムズ・カーやスペンサー・ウィギンズ、オヴェイションズ等の有名歌手がてんこ盛りでしたが、この第2集の目玉は何といってもO.V.ライトがゴールドワックスに録音した(9)でしょう。
オーティス・レディングのヴァージョンが最も有名ですが、このオリジナルのヴァージョンの味わい深さも特筆もの。
後にハイ録音でもメドレー形式で再演しますが、こちらの方が数段上。
また、個人的にはティミー・トーマスの録音(15)〜(17)が気にかかりました。
70年代に入ってからのリズム・ボックス使用の草分けになった曲と言われるクールな味わいの「Why Can't We Live Together?」しか知らなかったので、このゴールドワックス時代の熱い歌唱には一驚という感じです。
全体の印象は熱い歌唱のオンパレードで、このレーベルの特色がよく出ています。
スタックスのシングルズ・コレクション9枚組、アトランティックの1974年までのR&B全集7枚組と、このゴールドワックスの2枚組を合わせれば60年代サザン・ソウルの流れは押さえたも同然でしょう。
ただ、まだサウンド・ステージ・セブンとか傍流レーベルの流れの部分もありますからしつこく追っていくとさらなる泥沼に足を突っ込むことになりますが…。
01. Cali Living / Junebug Slim / 3:52
02. Player in You / G' Fellas / 5:00
03. Ground Shakin' Switches / Mista Scrap / 3:54
04. Would You Forgive Me / 1 Mr / 4:01
05. Street Life / Lighter Shade Of Brown / 4:18
06. Wish Upon a Star / Junebug Slim / 4:36
07. The 13 / Slow Pain, Sniper / 4:10
08. Your Love / Mister D, DTX / 4:53
09. Love You More / Brown Boy / 4:19
10. Love You So / Malow Mac / 4:06
11. Lovely / Adolfo / 4:02
12. Summertime Groove / Junebug Slim / 3:31
13. Can I Kick It / Capone / 4:48
14. Take Another Hit / Hellbound / 5:41
15. I Come From / Scrappy Loco / 4:43
16. On a Sunday / Mr. Capone-E, DTTX / 4:23
Thumbというレーベルのラッパーを集めた編集盤の第一弾(らしい)。
カリフォルニア南部ということで、延々とメロウな西海岸ヒップホップが垂れ流し。
クレジットもなにもなく、ネタはさっぱりわからねど、(13)でやっとこテディ・ペンダーグラスの「Love T.K.O.」が出てきてネタがわかった(笑)。
ネタは黒人音楽ながらもラテンなまりのラップがなかなか気に入りました。
全編レイドバックしまくりなんで、部屋でのBGMでかけっぱなしにしとくのが一番向いてるかなあ。
アメリカのチカーノはローライダーでこういうのを聴いてるのかなあ。
そろそろこの辺のシーンも表層化されそうな気もするんですが、それがいつ、どういうタイミングで出てくるのか。
チカーノ・ヒップホップにおけるデフ・ジャムやデス・ロウ・レコードが出てくるのはいつかなあ。