Disc 1:
01. Piano & I
02. Girlfriend
03. How Come You Don't Call Me
04. Fallin'
05. Troubles
06. Rock Wit U
07. A Woman's Worth
08. Jane Doe
09. Goodbye
10. The Life
11. Mr. Man (duet with Jimmy Cozier)
12. Never Felt This Way (interlude)
13. Butterflyz
14. Why Do I Feel So Sad
15. Caged Bird
Disc 2:
01. Girlfriend (Krucial/Keys Sista Mix)
02. Gangsta Lovin (w/Eve)
03. Fallin (Remix feat. Busta Rhymes & Rampage)
04. A Womans Worth (Remix)
05. Butterflyz (Rogers Release Mix)
06. Troubles (J. Jay & Chris Lum Bootleg Mix)
07. How Come you Dont Call Me (Neptunes Remix)
08. Fallin (Ali Soundtrack Vension)
09. Moonlight Sonata
10. Goodbye
11. Never Felt This Way
12. Butterflyz
13. Caged Bird
14. I got a little something for you
15. Someday we'll all be free
アリシアちゃんの大ヒット作、「Songs in A Minor」のデラックス盤を買いました。
ダニー・ハザウェイの「Someday we'll all be free」もカヴァーがあるということで興奮して買ったものの、肝心のボーナスCDがCCCDだった・・・。
これにはかなりがっかり。
PCのCD-ROMドライブにそのままCCCDを突っ込むとCCCDの中に入っているプレーヤーが立ち上がって再生を始めますが、iTunesなりRealplayerなりCDexなりリッピング用のソフトを立ち上げてから入れればいちおう認識して、MP3変換もフツウに可能。
これじゃ意味ねえじゃねえかバーロー!
オーディオのCDプレーヤーにCCCDを入れると、なんかいつもより多く回って認識。
音質は・・・、先入観のせいもあるけど、なんか盛り上がらない。
CDと聴き比べたいところではあります。
もうちょいヌケの良い音質でもいいような気もするし・・・。
ボーナス・トラックは(9)以降に収録されてるアンプラグド・ライヴが文句のない内容で、ピアノ一本で歌いきるアリシアちゃんが素晴らしい。
フィルモア・イーストでのアレサ・フランクリンをちょっと連想しちゃいました。
DVD化された正式盤の「Unplugged」と比べても盛り上がりはこっちのほうが上。
これ映像で見たいなあ。
01. Harlem's Nocturne (Keys/Millsap/Mosley/Nelson ) - 1:43
02. Karma (Jones/McMurray?/Sawyer ) - 4:16
03. Heartburn (Bailey/Kent/Keys/Lilly/West/West/Williams ) - 3:28
04. If I Was Your Woman/Walk on By (Brothers/Keys/Smith ) - 3:06
05. You Don't Know My Name (Keys ) - 6:06
06. If I Ain't Got You (Brothers/Keys ) - 3:48
07. Diary performed by Keys /Tony! Toni! Tone! - 4:44
08. Dragon Days (Brothers/Harrison/Hopkins/Keys/Lilly/Smith ) - 4:36
09. Wake Up (Brothers/Keys ) - 4:27
10. So Simple (Davis/Harris/Keys/Lilly ) - 3:49
11. When You Really Love Someone (Brothers/Keys ) - 4:09
12. Felling U, Feeling Me (Interlude) (Keys ) - 2:07
13. Slow Down (Green/Keys/Rose ) - 4:18
14. Samsonite Man (Keys/Rose ) - 4:12
15. Nobody Not Really (Keys/Smith ) - 2:56
BMRでベタ褒めだったので聴いてみました。
最近の女性モノの流れがよくわからないんですが、この人は歌姫タイプじゃなくて、自分でもサウンドクリエイトしますよってタイプみたいで、そうすると流れ的にはローリン・ヒル以来のタイプになるのかな。
基本的にはヒップホップを通過しつつも生音を大事にしてますタイプで、ビューティーなルックスも相俟ってレコード会社がカネ使ってるなって感じですね(笑)。
内容的にはシングルカットされた(5)(6)がやっぱり一番イイ出来。
精緻なコーラスとピロピロなピアノの上を滑らかに歌っていくアリシアちゃんがすばらしい。
(7)はトニーズ名義になってるわりには、ティモシー・クリスチャン・ライリーしかクレジットされてないし、どうなってるのかな。
ドゥウェイン・ウィギンズがプロデュースした(4)はグラディス・ナイト&ザ・ピップスのヒットのカヴァー。
この曲に限らず彼女の唱法は完全にオールド・スクールの影響を受けており、このへんがBMRの玄人スジをうならせたのかもしれません。
しかしこの子が所属してるJ-Recoedsはどこ系列なんだろうか。
HPに行ってみたらTyreseやNext、Busta Rhymesに混じってロッド・スチュワートの名前なんかもあったりしてちょっとビックリしました。
01.Intro Alicia's Prayer (Acappella)
02.Karma
03.Heartburn
04.Woman's Worth (Live)
05.Unbreakable
06.How Come You on't Call Me
07.If I Was Your Woman
08.If I Ain't Got You
09.Every Little Bit Hurts
10.Streets of New York (City Life)
11.Wild Horses
12.Diary
13.You Don't Know My Name
14.Stolen Moments
15.Fallin'
16.Love It or Leae It Alone/Welcome to Jamrock
17.Unbreakable (Multimedia Track)
18.Bonus Material
若き歌姫、アリシア・キーズのライヴDVD。
05年7月にニューヨークで収録されたもの。
ダニー・ハザウェイの「Live」に影響を受け、「わたしもああいうのやりたい!」とばかりにMTVに自ら企画を売り込み、実現させたライヴ。
ジェイムズ・ブラウン、ダニー・ハザウェイ、アレサ・フランクリンなど名だたる偉人達といえども、結局はプレイヤーと観客との相乗効果であれだけの大傑作に仕上がったことを思えば、この日はそのマジックは起こらなかったかなと。
(5)ではエディ・ケンドリックスの「Intimate Friend」を生サンプリング。
ハイライトは(7)(8)かな。
(10)ではスティーヴィーの「Living For The City」を引用してるし、観客ももっと盛り上がっていいはずなのに。
(11)はストーンズのカヴァー。
コテコテのR&Bというよりは、わりと味つけ薄めのショウでした。
もっとイイ意味でハジケてもよかったんじゃないかなと。
バックも落ち着き過ぎというかなんというか。
ジェイムズ・ブラウンがJB's、アレサ・フランクリンがキング・カーティス・バンド、ダニーがアトランティックの一流セッションマン達をバックに灼熱の演奏を繰り広げたのに比べるとちょっとパワー不足というか、ファンクが足りないというか。
だったらダニー・ハザウェイのライヴでバックをつとめたコーネル・デュプリーとかフィル・アップチャーチとか呼ぶとかね。
ネットで配信された動画で、コーラスにレイ・グッドマン&ブラウンを迎えて(13)を歌ったのがすっごくよかったんですが、この企画もそういうオールド・スクーラー達との共演路線にしちゃえばよかったのにと。
一番盛り上がってるのがボブ・マーリィの息子をゲストに迎えたレゲエの(16)っていうのもどうなの…?
…でもまあかわいいからいいや(笑)。
で、問題はおまけトラック。
リハ風景とか収録されてるんですが、そこじゃJB風のカッコイイファンクもやってるし、ワケわからん。
そういうのをもっとやれって。
ちうか、リハでやってる曲の方がカッコいいぞ。
CD+DVDのセットも出てて、音楽だけだとちょっと退屈かもしれませんが、映像つきだとかなり楽しめるので、買うならDVDがおすすめ。
1. As I Am (Intro) / Ambrosius, Batson, Brothers ... / 1:52
2. Go Ahead / Ambrosius, Batson, Brothers ... / 4:35
3. Superwoman / Keys, Mostyn, Perry / 4:34
4. No One / Brothers, Harry, Keys / 4:13
5. Like You'll Never See Me Again / Brothers, Keys / 5:15
6. Lesson Learned / Keys, Mayer / 4:13
7. Wreckless Love / Keys, Lilly, Splash / 3:52
8. The Thing About Love / Keys, Perry / 3:49
9. Teenage Love Affair / Bridges, Hampton, Keys, Lilly ... / 3:10
10. I Need You / Batson, Green, Keys, Lilly / 5:09
11. Where Do We Go from Here / Brothers, Frierson, Frierson ... / 4:10
12. Prelude to a Kiss / Keys / 2:07
13. Tell You Something (Nana's Reprise) / Brothers, Green, Haney, Keys ... / 4:28
14. Sure Looks Good to Me / Keys, Perry / 4:31
21世紀のクイーン・オヴ・ソウルたるアリシア・キーズ4枚目のアルバム。
これまで同様作曲・演奏をアリシア自身が手掛け、ちょっと古くさいエレクトリック・ピアノやサウンドにあわせた70年代風味のアレンジを施してはおりますが、安い打ち込みのドラムにちょっぴり興を削がれます。
彼女の実力を以てすればもっともっとストレートにやってもいいと思うんですが、彼女のアルバムの主な購買層たるヒップホップ・ジェネレーションのことを考慮したのかもしれませんが、この配慮の足りない打ち込みドラムは大きな減点。
たとえば彼女のバックにブッカーT&MG'sとかマスル・ショールズ・スタジオのミュージシャンとかMFSBなんかがバックについてたらもっともっと凄いアルバムが作れると思うんだけどなあ。
(2)(3)(4)あたりはシングル・ヒットを狙って肩の力が入ったかんじですが、特にゴスペル風味のアレンジを施し、ドラムが生の(3)がよかったです。
ヒット・シングル(4)は現在流行のサウンドと彼女がたぶん本来やりたいサウンドのギリギリの妥協点にあるサウンドで、ここらあたりレコード会社からヒットを宿命づけられた歌手の苦闘が見えるようです。
むしろ肩の力の抜けた後半の方に出来の良い曲が多く、シンプルに仕上げた(6)(7)、(3)と同じセッションと思しき(12)が気に入りました。
「You Don't Know My Name」「If I Ain't Got You」といった大傑作を生み出した前々作と比べると目玉曲に欠けるといった指摘もあるでしょうが、全体としてはバランスの取れた大衆ポップスだと思います。
いずれもピアノ一本で成立する曲なので、全曲アリシアが弾き語りしたデモ・トラックを聴いてみたいなあ〜。
案外そっちのほうがよかったりして(笑)。
1. The Element of Freedom (Intro) / 0:13
2. Love Is Blind / Bhasker, Keys / 3:55
3. Doesn't Mean Anything / Brothers, Keys / 4:39
4. Try Sleeping with a Broken Heart / Bhasker, Keys, Reynolds / 3:00
5. Wait Til They See My Smile / Bhasker, Dean, Keys / 4:01
6. That's How Strong My Love Is / Keys / 4:05
7. Un-Thinkable (I'm Ready) / Brothers, Keys, Shebib / 4:09
8. Love Is My Disease / Brothers, Gad, Keys, Smith / 4:02
9. Like the Sea / Bhasker, Keys / 4:13
10. Put It in a Love Song / Dean, Keys / 3:15
11. This Bed / Brothers, Keys, Mostyn / 3:45
12. Distance and Time / Brothers, Keys, Mostyn / 4:27
13. How It Feels to Fly / Brothers, Keys / 4:42
14. Empire State of Mind (Part II) Broken Down / Carter, Hunte, J'nay, Keyes ... / 3:43
アリシア・キーズ通算4枚目のアルバム。
2年ぶりか。
前作からの大きな違いは彼女のピアノがかなり後退して、カニエ・ウェスト人脈のジェフ・バスカーを起用してシンセ主体の音作りをしてる点ですな。
あと楽曲的には妙に白っぽくなってるのが気にかかります。
(3)(8)とかなんかどこに行きたいのかわからなくなってるんじゃないのかなという気になります。
収録曲の中ではおもいっきりなアップ(4)、ゆったりとした(7)がいい感じかな。
(14)はJay-Zの「The Blueprint 3」収録で大ヒットした「Empire State of Mind」のリメイク版。
あちらはモーメンツの「Love On A Two-Way Street」を大々的にサンプリングしておりましたが、こちらはすっきりとまとめております。
こっちのほうが仰々しくなくていいかな。
ピアノは(5)(6)と聴けますが、黒いフィーリングは求め得ず。
あと目玉はビヨンセとのデュエット(10)。
いろんなパフォーマンスでクラシック・ソウルを歌ってドンズバにハマってるのを見てるんで「やればできる子」であることはわかってるんで、思いっきりクラシックなソウルに振ったヤツをブチかましてほしいなあ。
そっちの方がアリシアちゃんの声質にあってると思うんだけどなあ。
感想などありましたらどうぞ。