Livin' High Off The Goodness Of Your Love / Barrino Brothers

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01 I Had It All
02 It Doesn't Have To Be That Way
03 Rain 04 Try It, You'll Like It
05 I Can't Believe You're Gone
06 Livin' High Off The Goodness Of Your Love
07 When Love Was A Chiled
08 Well Worth Waiting For Your Love

70年代ノーザン・ソウルの名盤と評判の高い一枚。
デヴィッド・ラフィン在籍時のテンプテーションズをノーザン・ビートの中で更にディープにディープに突き詰めたようなヴォーカル&コーラス・スタイルがサイコー。
(1)はデトロイト・ビートにのせてヴォーカルが吠える最高のノーザン・ソウル。
(4)(5)あたりは割合と当時の流行を横目で見たようなモダン・ファンキーなスタイルですが、これまた良。
タイトル曲のイントロなんかは「Papa Was A Rolling Stone」によく似てます。
ポップスに全く色目を使わないノーザン・ソウルの典型的な作品として記憶に残る作品。
この70年代ノーザン・ソウルのムーヴメントはファンク隆盛の中で失速していき、75年以降はインヴィクタス、ホット・ワックスともに開店休業状態に陥ります。
そのノーザン・ソウル最期の輝きをとらえたアルバムといえるでしょう。


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