Fever for Da Flavor / H-Town

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01. Introduction (Dino/Gi/Shazam [1]/Stick) - :25
02. Can't Fade da H (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 3:44
03. Treat for da Flavor (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 4:33
04. Sex Me (Connor/Gi/Shazam/Stick) - 3:50
05. H-Town Bounce (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 3:43
06. Keepin' My Composure (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 3:36
07. Interlude (Conner/Gi/Shazam/Stick [RAP]) - 1:13
08. Lick U Up (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 5:37
09. Knockin' Da Boots (Conners/Conners/Jackson/Stick) - 5:29
10. Won't U Come Back (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 4:45
11. Baby I Wanna (Dino/Gi/Shazam/Stick) - 5:15

90年代に始まったヴォーカル・グループ・ブームはボ -イズIIメンとジョデシイを中心に展開しましたが、その中でもジョデシイの影響濃いこのH-Townは格別です。 エロラップで名を売った2ライヴ・クルーのルーク・スカイウォーカー(たしかこの芸名使うなっていう裁判があったような気がする)が興したルーク・レコード所属ということで、雰囲気はやっぱりエロ目。 グループ名は出身地のヒューストンにちなんでつけられた模様ですが、まあイメージとしてはイナカっぽいジョデシイというところでしょうか。 とにかくリードのディノ・コナーのヴォーカルが素晴らしく、チャーリー・ウィルソン〜アーロン・ホール直系といった感じ。 前半アップ、後半スロウという構成になっており、アップについては、ヒップホップの影響を受けつつも、まだ消化しきれていないところが僕は大好きです。 そして後半のスロウには聴きどころがタップリ。11曲目の「Won't U Come Back」での歌いまわしなんかは、堂に入ったもので、泣きのヴォーカルが炸裂します。 同時期にデビューしたShaiというグループが、完璧に優等生だったんですが、僕はこっちのほうが好きです。

Beggin' After Dark / H-Town

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1. H-Town Intro '94 (Stick) - 2:30
2. Sex Bowl (Dino/GI/Shazam/Stick) - 5:12
3. One Night Gigolo (Dino/GI/Shazam/Stick) - 5:29
4. Prelude to Emotion (Dino/GI/Shazam) - 1:36
5. Emotions (Dino/GI/Shazam) - 4:57
6. Cruisin' Fo' Honeys (Dino/GI/Shazam/Stick) - 2:21
7. Full Time (Dino/GI/Shazam) - 5:21
8. 1-900-Call Gi (GI) - 1:30
9. Tumble & Rumble (Dino/GI/Shazam) - 6:02
10. Much Feelin' (And It Tastes Great) (Dino/GI/Shazam/Stick) - 5:23
11. Beggin' After Dark (Stick) - 1:44
12. Indo Love (Dino/GI/Shazam/Stick) - 4:45
13. Back Seat (Wit No Sheets) (Dino/GI/Shazam/Stick) - 4:45
14. Buss One (Dino/GI/Papa Reu/Shazam/Stick) - 5:43
15. Baby I Love Ya (Dino/GI/Shazam/Stick/Troutman) - 5:51
16. Sticky Lee Presley (Stick) - :22
17. Rockit Steady (Dino/GI/Shazam) - 4:32
18. The Last Record (Stick) - 3:18

イナカっぽいジョデシイとしてヒューストンから出てきたその名もH-Town。
デビュー作がモロにジョデシイでしたが、さらにその路線を突き進み、この作品で一つの頂点を極めました。
ジャケ写ではズボンを半分おろしてパンツをこれみよがしに見せつけ(そういえば流行ったことあったな)、このアルバムのコンセプトを明らかにしています。
インターリュードをはさみつつ直截的な歌詞が連発されますが、なんといっても、「Emotions」で しょう。
ディノ・コナーのK-Ciを意識したヴォーカルも冴えています。
しかしファッションセンスがホントどんくさい(笑)。~
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