Eyes Never Lie / Dwayne Wiggins

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01. Fly Me to the Moon / Howard / 1:20
02. R&B Singer / Brooks, Lincoln, Wiggins / 4:37
03. What's Really Going on (Strange Fruit) / Allan, Pearl, Wiggins / 3:50
04. Move With Me / Santana, Wiggins / 4:16
05. Flower / Hailey, Wiggins / 3:38
06. Tribecca / Wiggins / 5:09
07. Eyes Never Lie / Brooks, Desiha, Wiggins / 1:35
08. Don't Sleep / Brooks, Butler, Cryer, Wiggins / 4:09
09. Let's Make a Baby / Gamble, Huff / 4:15
10. Rollin' Mountain / Jailey"Jo Jo" Michele ... / 6:45
11. Music Is Power / Graham, Rucker / 3:46
12. Pushin' On / Brooks, Wiggins / 4:41
13. What's Really Going on (Strange Fruit) / Allan, Pearl, Wiggins / 4:35
96年の傑作「House Of Music」からごぶさただったTony Toni Toneのメンバー、ドゥウェイン・ウィギンズのソロ。
内容的には、ニュー・クラシックスの一方の雄だったトニーズの方法論を推し進め、グルーヴィなアップ、メロウなスロウの他に、グラミー賞受賞で意気軒昂ぶりが伝わるカルロス・サンタナとの共作もあり、フーティ&ブロウフィッシュのメンバー(よく知らん)とのコラボレイトもありとなかなかヴァラエティに富みつつ、トニーズ、というよりドゥウェイン流に料理した作品が並ぶ好作。
冒頭2曲、「R&B Singer」と「What's Really Going On (Strange Fruit)」は軽めのファンク・ナンバー。
しかし、後述した「What's Really Going On (Strange Fruit)」は、ビリー・ホリデイの大傑作「奇妙な果実」を下敷きにした、人種差別に抗議する歌。
そして、今回のアルバムで最も良いのがスロウ・ナンバー。
「Don't Sleep」と「Let's Make A Baby」は、70年代風、ニュー・ソウルが一段落したカーティス・メイフィールドを彷彿とさせるファルセットで感動。
93年のトニーズ名義のアルバム「Sons Of Soul」収録の名作スロウ「(Lay Your Head On My) Pillow」の続編という感じがします。

ところで、ライター陣の中に「Michelle "Jo Jo" Hailey」という人がいるんだけど、この人はK-Ci&JoJo?の人じゃないよね?
ミシェルだから女か?
まぎらわしいな〜。

ミスター・ダルヴィンのソロは聴きおわってももう一回聴こうと思わなかったけど、こっちはリピートしてても気持ちよく聴けます(笑)。

よく見ないで買ったけど、レコード会社はモータウンだったのね。
しかしこの顔誰かに似てると思ったけど、あの人だね、鑑定士のおじちゃんいるじゃん、「いい仕事してますね〜。」が口ぐせの人。
あの人に似てる(笑)。

まあトニーズがお好きな人になら誰にでもおすすめいたします。

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