All Toys Break / Elusion

elusion.jpg

1.All Toys Break (Fields/Zager) - 4:41
2.Don't You Know (I Didn't Mean It) (Frank/Hocher) - 3:26
3.Living on the Verge of Leaving (Davis/Vear) - 5:54
4.Lord (Zager) - 3:16
5.When the Bell Rings (Come Out Dancin') (Frank/Gurney/Hocher/James) - 6:26
6.I Want to Take You Higher (Stewart) - 6:14
7.I've Never Been in Love Before (Zager) - 6:03

81年にアトランティック・レコード傘下のコティリオンよりリリースされたコーラス・グループのデビュー盤。
プロデューサーはジョン・エドワーズ参加後のスピナーズで一発当てたマイケル・ゼイガー。
いかにも80年代っぽいサウンドの好盤に仕上がりました。
この盤の魅力は何といってもミディアム・スロウの(1)でしょう。
おねえちゃんを求めてザラついたリードが吠えまくる傑作曲。
(2)も(1)に続く好作。
しみじみとした歌い口がたまりません。
(4)はライオネルリチ夫やジェイムズ・イングラムあたりが歌いそうな感じの結婚式のテーマあたりに使われそうな可もなく不可もないフツウのブラコンバラード系。
個人的にはあんまり…って感じ。
またスライ&ザ・ファミリー・ストーンの(6)なんかはご愛嬌。
アップに関しては(5)がディスコ・フォーマットに乗りながらもここでもリードがよく歌ってていいけど、ファンクっぽさは殆ど感じられないので、今のフロアにはちと厳しいかな(笑)。
このグループに関してはリードのライモンさんという人のヴォーカルにかかる比重が大きいので、この人のヴォーカルが好きな人或いは80年代のコーラス・グループ好きな人はどうぞという感じでしょうか。

感想などございましたらどうぞ。