The Best of / Fantastic Four

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01. I Love You Madly / Garrett, Hanks / 3:07
02. The Whole World Is a Stage / Hamilton, Hamilton, Wingate / 2:52
03. You Gave Me Something (And Everything's Alright) / Garrett, Hamilton, Savoy ... / 3:11
04. I've Got to Have You / Garrett, Hamilton, Weems / 3:31
05. To Share Your Love / Braggs, Malone / 3:20
06. Goddess of Love / Hamilton, Toney / 3:04
07. Can't Stop Looking for My Baby / Hamilton, McGraw?, Wingate / 2:37
08. As Long as I Live (I Live for You) / Garrett, Hamilton, Toney / 2:43
09. Man in Love / Garrett, Hamilton, Weems ... / 2:46
10. I Don't Want to Live Without You [From Romeo and Juliet] / Garrett, Hamilton, Varner ... / 2:54
11. Just the Lonely / Hamilton, Morris, Toney / 3:02
モータウンから出てますが、もともとはデトロイトのインディ・レーベル、リック=ティック・レコード(所属してたシンガーで一番有名なのはエドウィン・スターかな。まだPファンクになるまえのパーラメントもデビュー出してたみたい)の録音集です。
CDにはほとんどクレジットがない(ソングライター名すらない)ので、よくわからないんですけど、リック=ティックのバッキングにモータウンのスタジオ・ミュージシャンが会社に無断でアルバイト参加してたらしいですが、これもそうなのかな〜。
グループとしては、特にリードのジェイムズ・エップスなるシンガーが、ラフで、ちょっとデヴィッド・ラフィンぽくて、これがデトロイト・ビートによく乗って、とにかくノーザン・ソウルとしては第一級品。
個人的には「The Whole World Is A Stage」という曲が気にいりました。
この後モータウンをやめてウェストバウンド・レコードに移籍したみたいです。
ウェストバウンド時代はCD化されてるみたいですが、お目にかかったことがありません。
このモータウン盤は69年のリリースで、時代は既にスライや、モータウンでも彼に影響されたノーマン・ホイットフィールドがファンク・ミュージックを作りつつある中、ちょっと乗り遅れ感が強いですが、出来のいい盤には変わりありません。
モータウンを代表していたテンプテーションズやフォー・トップス並の実力は持ってたのに、ちょっと運がなかったのかな、と思いました。

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