*Release Yourself / Graham Central Station [#k0a71a30] #ref(gcs1.jpg); 01 G.C.S~ 02 Release Yourself~ 03 Got To Go Through It To Get To It~ 04 I Believe In You~ 05 'Tis Your Kind Of Music~ 06 Hey Mr. Writer~ 07 Feel The Need~ 08 Today~ ~ 元スライ&ザ・ファミリー・ストーンのベーシスト、ラリー・グラハム率いるファンク・バンド、グラハム・セントラル・ステイションのセカンド・アルバム。~ (1)はクールな幕開けながらも、(2)でラリーのクラッピングが乱舞し、タワー・オヴ・パワーのホーンが咆哮するスーパー・ホットなファンクが全開。~ ホットな(2)(3)(6)、クールな(1)(4)(5)あたりを聴くと、かなりの部分でスライの影響を受けていることがわかります。~ ホット・チューンは「Stand!」までのスライ、クール・ファンクは「暴動」以降のスライという感じ。 そこにラリーのクラッピングをフィーチャーし、これもスライが「暴動」で使ったリズム・ボックスを使ってクールさを演出。~ ゴスペル風味と西海岸風ファンクの融合というべきでしょうか。~ ~ ~ *Now Do U Wanta Dance / Graham Central Station [#u7a0b790] #ref(gcs2.jpg); 01 Happ-E-2-C-U-A-Ginn~ 02 Now Do-U-Wanta Dance~ 03 Last Train~ 04 Love And Happiness~ 05 Earthquake~ 06 Crazy Chicken~ 07 Stoped Beat-Up And Whooped~ 08 Lead Me On~ 09 Saving My Love For You~ 10 Have Faith In Me~ ~ グラハム・セントラル・ステイションでは個人的に一番好きなアルバム。~ ゴスペル風味アカペラ(1)に続く(2)はヴォコーダーを使って延々突き進むへヴィ・ファンク。~ ザップ登場前にこれほどのファンクを作っていたとは…。~ (3)は黒人音楽にはよくある列車モノ。 オレらの列車に乗ってファンク・シティに行こうぜ〜、乗って乗って〜みたいな歌。~ アル・グリーンの(4)もベッキンベッキンのクラッピング・ベースでファンク化し、(5)はまさしくファンカデリック風ギターが炸裂する豪快ファンク!~ とおして聴くとファンクまみれでかなりハラいっぱいになれます。~ さまざまな要素を取り入れて、ラリー・グラハム風ファンクに料理した強力盤。~ この後、代表作「Paw」を含む「My Radio Sure Sound Good To Me」を経てソロになりますが、ここらは個人的に興味の対象外。~ ~ コメントなどございましたらどうぞ。 #comment