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*You've Got My Mind Messed Up / James Carr [#y0077c07]
#ref(jcarr1.jpg);
01. She's Better Than You 2:22~
02. You Don't Want Me 2:38~
03. You've Got My Mind Messed Up 2:24~
04. That's What I Want To Know 1:58~
05. Love Attack 2:55~
06. Coming Back To Me Baby 2:02~
07. Forgetting You 2:55~
08. Pouring Water On A Drowning Man 2:41~
09. Lavable Girl 2:28~
10. These Ain't Raindrops 2:31~
11. To Love Somebody 3:19~
12. Who's Been Warming My Oven 3:12~
13. Please Your Women 3:45~
14. I Don't Want To Be Hurt Anymore 2:24~
15. I'm Going For Myself 2:25~
16. The Dark End Of The Street 2:33~
17. Let It Happen 2:25~
18. My Adorable One 3:28~
19. Everybody Needs Somebody 2:44~
20. Row Row Your Boat 2:11~
21. What The World Needs Now Is Love 2:12~
22. I've Gotta Go 2:22~
~
60年代ディープ・ソウルの一時代を築いたゴールドワックスの看板シンガー、ジェイムズ・カーの代表アルバム。~
ちうか、当時をよくしらないので何とも言えませんが、ゴールドワックスとかサウンドステージ・セヴンなんていうレーベルは60年代はモータウンとスタックス(あるいはアトランティック)といった巨星の横っちょに居並ぶ、小さいけどキラリと光る星のひとつだったんでしょうか。~
ヴィヴィド・レコードが出したゴールドワックスのコンピ盤で初めて聞きましたが、いやー、あの時の感動は忘れられない。~
そのスタイルはあくまでも滑らかかつディープ。~
なんというのか、クルマに例えると馬力というよりはアメ車の5リッターV8エンジンのありあまるトルクに乗って走っていくような唱法のイメージがあります。~
ジャンプ・ナンバーにそれが顕著に現れます。~
すこしもたったような感じも「うるせえなあ」という感じでアクセルをポーンと踏んで、キックダウンさせながらドドド、と疾走していき、一方、スロウになるとそのふんわりした乗り心地にうっとりさせてくれるようなそんなような。~
とにかくふところの深いシンガーです。~
今はイギリスのKENTがリイシューしたんでずいぶん入手しやすくなりました。~

*Complete Goldwax Singles / James Carr [#w6a5319d]
#ref(jcarr2.jpg);~
01 The Dark End Of The Street~
02 These Ain't Raindrops~
03 A Man Needs A Woman~
04 Life Turned Her That Way~
05 Freedom Train~
06 Pouring Water On A Drowning Man~
07 Everybody Needs Somebody~
08 That's The Way Love Turned Out For Me~
09 To Love Somebody~
10 You've Got My Mind Messed Up~
11 I'm A Fool For You~
12 A Losing Game~
13 Stronger Than Love~
14 Lovable Girl~
15 Forgetting You~
16 Love Attack~
17 She's Better Than You~
18 Coming Back To Me Baby~
19 That's What I Want To Know~
20 Talk, Talk~
21 I Can't Make It~
22 Only Fools Run Away~
23 You Don't Want Me~
24 Lover's Competition~
25 Row, Row Your Boat~
26 Gonna Send You Back To Georgia~
27 Let It Happen~
28 A Message To Young Lovers~
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ゴールドワックスでのシングル盤全ブッこみ企画。~
オーティス・レディングがスタックス人気に乗じて南部のみならず全世界にうって出たのに比べてジェイムズはインディでの活動を通して知る人ぞ知るシンガーといったたたずまいのような気がします。~
でも(10)なんかはけっこう売れたのかな。~
その声は(1)なんかを聴くと表面上はあくまでも滑らかながらも内実は凄まじくディープ。~
ウィルソン・ピケットみたいにガナりまくるのがソウルフルだと勘違いしてた時期もありましたが、ジェイムズ・カーのこの曲を聴いてそれだけじゃないと考えが変わりました。~
ライナーではシングル盤の写真もあってなかなか楽しめます。~
結局2001年1月に亡くなるまでにゴールドワックス時代以外では華々しい活躍を収めることはできませんでしたが、ここに収められた作品こそディープ・ソウルの宝箱。~
ソウル・ファン必携の一枚と言えましょう。

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