Dedicated 2 The Oldies / Mr. Capone-E

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1. Introduction / 1:38
2. Look Over Your Shoulder / Kerr, Roberts / 6:09
3. Take a Chance / Hooven, Smith, Winn / 5:09
4. Angel Baby 2003 / Hamlin / 5:10
5. What Are You Bumpin / 0:40
6. Can't Be Stopped / Lewis, Members ... / 5:35
7. Hi Power Gangster / Cleveland / 4:41
8. Wanna Be Freaked / Greene, Mister Capone E ... / 4:41
9. The Life We Live / Mister Capone E, Stary / 4:05
10. Southside Radio / 2:23
11. Gangster Lovin' / Jackson, Townsend / 3:45
12. I Ain't the One / Mister Capone E, Smith / 4:40
13. Never Be the Same Again / Mister Capone E / 4:53
14. You're the One for Me / Mister Capone E / 3:48
15. Last Words / 1:40

チカーノ・ラップの顔役のひとり、Mr.カポーン・Eがオールディーズへの愛情をぶちまけた一枚。

なんと囚人スウィート・コーラス・グループのエスコーツの(2)でスタート。
元はオージェイズのナンバーだったと思いますが、エスコーツのしか知りません(笑)。~(3)では「Take A Chance On Me」、(13)では「I Think You've Got Your Fools Mixed Up」ブレントン・ウッドのネタを使ってますが、この人はよく知りません。
元はオージェイズのナンバーだったと思いますが、エスコーツのしか知りません(笑)。
(3)では「Take A Chance On Me」、(13)では「I Think You've Got Your Fools Mixed Up」ブレントン・ウッドのネタを使ってますが、この人はよく知りません。
パースウェイダーズの「Love Gonna Pack Up And Walk Out」ネタの(6)、ハイパーな(7)に続いてはデニース・ウィリアムスの「Free」ネタの(8)でレイドバックしたラップを聴かせ、(11)ではサーフィスの「Closer Than Friend」を使って80年代好きのハートをがっちりキャッチ。
そして(14)ではフィンガズをゲストにスモーキーの「Cruisin'」をはさみつつメロウにキメてくれます。
(15)ではコーラスをバックに(たぶん持ってると思うんですがなんだったかわかりません)謝辞と続編予告を述べてアルバムはお開き。

ニヤリとできるネタをそこかしこに仕込んであるのでソウル・ファンにこそ聴いてほしい一枚。

Ol' Skool Music, Vol. 1 / Zapp & Mr. Capone-E

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01. Intro / Troutman / 2:59
02. Lowrider / Troutman / 3:47
03. Hatevine / Troutman / 3:36
04. Westside / Troutman / 4:23
05. Skit / Troutman / 1:05
06. Shake Your Thing / Troutman / 4:10
07. Beware of My Crew / Troutman / 3:51
08. Hi Power Gangster Run the Block / Troutman / 4:12
09. Only You / Troutman / 4:27
10. Skit / Troutman / 0:43
11. Get You Crunk / Troutman / 4:02
12. Just a Player / Troutman / 4:55
13. So Beautiful / Troutman / 4:22
14. My Angel [Remix] / Mr. Capone-E / 3:44
15. Interview / Troutman / 5:59
16. Old Skool Megamix 2 / Troutman / 4:25

ザップとチカーノ・ヒップホップの大物の共演盤。
チカーノに関しては状況がよくわからないので、とりあえずざっとコンピ盤を買ってみて、気に入ったラッパーを追うのが一番効率的だなと考えたんで、さしあたってはこのMr.Capone-Eを追っていこうかなと。
ザップは当然ロジャー亡き後の状態で、現在テリー・トラウトマンという人が中心として活動している模様。
(3)でロジャー版の「悲しいうわさ」、(4)で2Pacの「California Love」と立て続けにサンプリングしてツカミはOK。
(7)では日本滞在記(?)をカッコよくラッピンするカポーン。
ミディアム・スロウの(12)(13)も良。
(16)でははやくもこのシリーズのパート2がもう発売しますよーというアナウンスまで入ってある意味サーヴィス満点。
ヒップホッパーズにリスペクトされているものの、さまざまな状況下で浮上のチャンスがほぼないファンク・バンドにとってはこういった形でも作品が出せればいいんじゃないかなと思います。
かなり出来はよいので、あるうち買うときやという言葉がピッタリ、おすすめの一枚。

Ol' Skool Music, Vol.2 / Mr. Capone-E & Zapp

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01. California Girls (Intro) / Mr. Capone-E, Troutman / 2:42
02. I'm the Hottest One Around / Mr. Capone-E, Troutman / 4:21
03. In These Streets / Mr. Capone-E, Troutman / 3:27
04. Wanna Low Ride / Mr. Capone-E, Troutman / 3:07
05. Skit / Mr. Capone-E, Troutman / 0:19
06. Down Low / Mr. Capone-E, Troutman / 5:27
07. Gold Diggers / Mr. Capone-E, Troutman / 4:26
08. Gangster Comin Out / Mr. Capone-E / 4:48
09. On Air Radio / Mr. Capone-E, Troutman / 2:25
10. Bang / Mr. Capone-E, Troutman / 4:31
11. In My Varrio / Mr. Capone-E / 4:13
12. Running My Neighborhood / Mr. Capone-E, Troutman / 3:56
13. Don't Worry / Mr. Capone-E, Troutman / 3:08
14. Mamacita / Mr. Capone-E, Troutman / 3:30
15. Walkin Through Da Park / Mr. Capone-E, Troutman / 4:52
16. On One Like Me / Mr. Capone-E / 4:29
17. Bonus Love Track [*] / Mr. Capone-E, Troutman / 4:22
18. Outro / Mr. Capone-E, Troutman / 3:00
19. Snippets 2006 / Mr. Capone-E, Troutman / 4:25

チカーノ・ラップの顔役、Mr.Capone-Eとザップの共演盤第二弾。
つくりはVol.1とほぼ同じで、(3)では「So Ruff, So Tuff」、(4)では「Doo Wa Ditty (Blow That Thing)」、(6)では「Dance Floor」と、ザップの曲をパク…、いやいやカヴァーしまくっていきます。
チカーノの場合はR&Bの曲をサンプリングしてもカネを払ってないみたいでクレジットもなにもなく、かなり不透明な感じが否めないんですが、そのうちもうちょっと脚光を浴びてメジャーになるとまた違う状況になるものと考えられます。
このケースの場合は共演という形ですからザップ側にもカネは渡ってるでしょうからいいケースかなとは思いますが。
黒人ヒップホップ初期もサンプリングなんてメチャクチャだったしなあ。
一番最初にサンプリングされまくったJBなんてホントかわいそう。
ま、そのおかげで再浮上できたという一面もなくはないんでしょうけど。
あ、このアルバムの話にもどりますと、(13)とかで「Be Alright」をサンプリングしたメロウなミディアム・スロウもあって良。
ザップのサンプリング曲以外は10年前のGファンクにトークボックスがのりました的なつくりの曲が多くて、お好きな人にはたまらない曲のオンパレード。
ま、このシリーズはさすがにもう終わりでしょうが、次はどっか違うファンクバンドと共演するのかなあ。

感想などございましたらどうぞ。