*Omar Chandler / Omar Chandler #ref(); &br;01 Do You Really Want It &br;02 Love Tangle &br;03 This Must Be Heaven &br;04 I'd Rather Be With You &br;05 Giving You Every Drop &br;06 You Changed Me For The Better &br;07 If Only &br;08 You Know How To Love Me &br;09 Better World &br;10 This Must Be Heaven (Reprise) &br;11 Move Something 91年に発表された好作。 アポロ劇場のアマチュア・ナイト出身のシンガーらしく、 よく伸びる歌声が最大の武器で、制作陣にはキース・スウェットや、そのブレーン、ボビー・ウートゥンなどが参加しています。 そのキースがプロデュースした「Giving You Every Drop」はニュー・ジャック・スウィングとしてよく出来た作品で、オマーの歌声ともよくマッチしています。 とはいっても、やはりスロウにその持てる力を余すところなく発揮しており、なんと言ってもオードリー・ウィーラー(どういう人かは知りません)とデュエットした3曲目の「This Must Be Heaven」にノックアウトされました。 この辺はジョニー・ギルの「My, My, My」と並ぶ豪放ヴォーカリストの歌うバラードの傑作と言った感じがします。 最近のグループ・ブームに押されて、こういう人の活躍場所が少ないのがホントに残念です。 彼はこのアルバム発表後、ボビー・ブラウンのサード・アルバムにコーラスとして参加した後、97年(だったと思う)にセカンド・アルバムを発表しました。 soulstew@管理人