*The Heart of the Man / Phil Perry
#ref();
&br;01.  Amazing Love (Eastmond/Skinner) - 4:28 
&br;02.  Say Anything (DiFerrari/Nevil/Shapiro) - 5:26 
&br;03.  Forever (Russell) - 4:58 
&br;04.  Woman (Grusin/Mann) - 5:33 
&br;05.  Who Do You Love [*] (Fox/Golde/Mundy) - 4:25
&br;06.  More Nights (Golde/Lambert) - 4:53
&br;07.  Call Me (Franklin) - 4:39
&br;08.  (Forever in the) Arms of Love (Castro/Felix/Garfield/Landau/Perry) - 5:35    
&br;09.  The Best of Me (Foster/Lubbock/Marx) - 4:49 
&br;10.  God's Gift to the World (Himelstein/Sampson) - 5:21
&br;11.  Good-Bye (Garfield/Perry) - 3:52

元モントクレアーズのリードだったフィル・ペリーのソロ・デビュー盤。 
プロデュースにバリー・イーストモンド、ジョージ・デューク等を、バッキングにもジェフ・ポーカロ、ポール・ジャクソン等腕利きを揃えた充実盤といえるでしょう。      
モントクレアーズ時代の彼は知らないので、その時代の事は何ともいえませんが、ここでの彼は実に伸び伸びと歌っています。      
(1)などの若々しいアップも快調にこなし、リー・リトナー、ジェラルド・アルブライト、ハービー・メイソン等ジャズ畑のミュージシャンをバッキングに迎えたジャズ・ナンバー(4)も抑え気味ではありますが、難なくこなします。
白眉はアレサ・フランクリンのカヴァー(7) 。 
凄まじい迫力のハイ・テナーで押し込んできます。
彼の持ち味の全てを注ぎ込んだであろうこのナンバーだけでもうけっこうハラいっぱい(笑)。
この後彼はジャズ・グループのセッション・シンガーとしての活動が中心となりますが、数年置きにリリースされるソロ・アルバムはいずれも高品質。      
2000年にリリースされたのが今のところ最新作かな。

soulstew@管理人