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*All Hits at the House of Blues / Raphael Saadiq [#d4302aa0]
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01. Body Parts (Ozuna/Saadiq/Stanbridge) - 3:26~
02. Charlie Ray (Ozuna/Saadiq/Stanbridge) - 4:54~
03. Excuse Me (Ozuna/Richardson/Saadiq/Stanbridge/Stone) - 4:57~
04. Faithful (Saadiq/Wooten) - 3:37~
05. Ask of You (Hachidai/Riley/Saadiq/Takao) - 5:52~
06. Just Me and You (Saadiq) - 1:49~
07. Just a Man performed by Saadiq / Devin The Dude - 3:49~
08. Copy Cat performed by Joi - 2:35~
09. Missing You performed by Joi - 6:24~
10. Still a Man performed by Tony Toni Tone - 5:16~
11. Lay Your Head on My Pillow performed by Tony Toni Tone - 2:34~
12. Whatever You Want performed by Tony Toni Tone - 1:38~
13. It Never Rains performed by Tony Toni Tone - 2:00~
14. Anniversary performed by Tony Toni Tone - 2:23~
15. Let's Get Down performed by Tony Toni Tone / DJ Quik - 4:03~
16. Loving You performed by Tony Toni Tone - 1:51~
17. Still Ray (Ozuna/Saadiq/Stanbridge/Wooten) - 6:56~
18. Blind Man (Saadiq) - 7:04~
19. Different Times performed by Saadiq / Ledisi / Goapele - 6:57~
20. Uptown performed by Saadiq / Leslie Wilson - 4:44~
21. You (Broadus/Fareed/Gilliam/Saadiq) - 5:44~
22. Get Involved (Fareed/Saadiq) - 6:44~
23. Be Here performed by Saadiq / D'Angelo - 7:44~
~
元?Tony Toni Toneの中心人物、ラファエル・サディークのソロ・ライヴ・アルバム。~
自分のレーベル、Pookie Entertamentを立ち上げ、その第一弾としてこの2枚組ライヴ・アルバムをリリースしたみたいで、その寡作さと、独特の音楽性、インテリめいた風貌も相俟って最近はR&B界の哲人めいた趣さえ感じます。~
ゲストはJoi、Ledidi、レズリー・ウィルソン、そしてディアンジェロが参加、100分近い収録時間でおなかいっぱいになれます。~
トニーズ時代のセクションにおいては、(10)とD.J. Quikがゲスト参加した(15)が気合いの入った演奏を繰り広げたものの、(11)〜(14)、(16)あたりはなんかさらっと終わらせてちょっと消化不良かなあ。~
(11)(13)なんて大スキなのに〜。~
ちなみに「performed by Tony Toni Tone」となってますが、アルバムのクレジットにはドゥウェインもティモシーも入ってないのでたぶんラファエル一人でやってるんでしょう。~
そういえば再結成するとかなんとかいう噂があったんだけど、あれはガセのまんまで終わるのかなあ〜。~
(17)以降が2枚目になるんですが、ルーシー・パール時代の作品やらソロ作品を気合いを入れて演奏してます。~
やっぱ(20)のレズリーが後半シャウトがハイライトかなあ。~
そしてラストの曲の途中でディアンジェロが登場する段になっての観客の騒ぎっぷりがステキ。~
とはいうものの、オリジナルの雰囲気をブチ壊すべく2分過ぎあたりからモロにファンカデリックなギターが炸裂してるし、ディアンジェロもトレードマークのセクシーなファルセットをかなぐり捨てて、ジョージ・クリントンやゲイリー・シャイダー風のシャウトに終始してるしで、なんかアルバムのエンディングとしては最初に聴いたあの甘い作品群はなんだったんだという気にさせてくれます(笑)。~
昨年にドゥウェイン・ウィギンズが中心になって行ったライヴを収めたアルバムと聴き比べると、ドゥウェインの場合はトニーズどっぷりという感じですが、ラファエルの場合はトニーズもひとつの通過点、と捉えてるのかなという感じで、ま、ラファエル自身はヴォーカリストとしてはさほどの実力を持ち合わせているとは言い難いので、こういうふうにゲストを多数呼んでのライヴ・スタイルは非常にイイ感じで、ラファエルの熱心なファンなら満足できる仕上がりだと思います。
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