Love In A Serious Way / Rodney Mansfield

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01 I've Got To Be Loved
02 Wanna Make Love To U
03 One More Time
04 So Good, So Special
05 A Song For You
06 I Found Heaven
07 Nothin' Better Than Lovin' You
08 Living Without A Heart
09 Hold On
10 Love In A Serious Way

ロドニー・マンスフィールド93年のデビュー盤。
プロデューサーにはマイケル・J・パウエル、ポール・ローレンスというコンテンポラリー・サウンドにめっぽう強い人達を迎え、ロドニーのグレン・ジョーンズに影響を受けたと思しきヴォーカルが炸裂します。
(1)(2)(3)なんかもうアーバン・コンテンポラリーの極みといった感じ。
レオン・ラッセルの名作カヴァー(5)も水準以上。
同時期にリリースされたアーロン・ホールの「The Truth」に共通するように、ヒップホップには全く色目を使わず、正攻法R&Bで斬り込んだこのアルバムですが、全然売れなかったみたいで、この後インディ落ちしてしまいます。
93〜94年といえば、ヴォーカル・グループが空前の盛り上がりを見せており、ソロ・シンガーとしては受難の時期だっただけに、彼にとっては不運でした。
とはいうものの、出来は極上、手にとったらレジへ直行してください。

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