Whatcha See Is Whatcha Get / The Dramatics

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01 Get Up And Get Down
02 Thank You For Your Love
03 Hot Pants In The Sumertime
04 Whatcha See Is Whatcha Get
05 In The Rain
06 (Gimme Good) Good Soul Music
07 Fall In Love, Lady Love
08 Mary Don't Cha Wanna

ウィリアム・ハワードがリードをとっていた時代のデビュー・アルバム。
甘いコーラスに乗って豪快なヴォーカルを聴かせるウィリアムには脱帽。
(2)なんかはその典型パターン。
アップの(4)はファンキーなアップ・チューンで彼らの代表曲のひとつ。
映画「ワッツタックス」のオープニングにも使われていました。
そして永遠の名作(5)。
この曲は後にキース・スウェットがカヴァーし、さまざまなシンガー、ヒップホッパーズ達にサンプリングされている悶絶スロウ。
とにかく名作てんこ盛りの名作。
ドラマティックスのアルバムでどれか一枚という際には筆頭候補の一枚。


Dramatically Yours / The Dramatics~

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01 And I Panicked
02 I Dedicate My Life To You
03 YOu've Got Me Going Through A Thing
04 I Pray She'll Never Go Away
05 I Made Myself Lonely
06 Highway To Heaven
07 Beautiful Feeling
08 Toast To The Fool
09 It's So Hard Trying To Get Over You

セカンド・アルバム製作中にウィリアム・ハワードとエルバート・ウィルキンスが脱退、代わりにL.J.レイノルズとロニー・メイズが加入、このLJがまた強力なシンガーで、ドラマティックスは更なる飛躍を遂げます。
このアルバムは彼らの3枚目。
甘いコーラス、吠えるバリトン、突き刺すファルセットとヴォーカル・グループが必要とする全てを持っています。
本作はスロウに良い曲が多く、(1)(2)(5)(7)(8)と名作揃い。
中でも甘く甘く仕上げた(8)は彼らの代表作といっても過言ではないでしょう。
この作品を残した後に彼らはABCに移籍、この時期のアルバムは「Dramatic Jackpot」など名作揃い。
2000年の復活作も良し、いまだに現役で活動中です。


Live / The Dramatics

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01 Intro.
02 Get Up And Get Down
03 Thankful For Your Love
04 This Guy's In Love With You
05 Respect Yourself
06 That's The Way I Feel About Cha
07 Toast To The Fool
08 In The Rain
09 Whatcha See Is Whatcha Get

(1)(2)(3)がL.J.レイノルズのリードで、残りがウィリアム・ハワードがリードをとっていた時代のライヴ録音。
72年、73年に録音されていたものを編集したものが、88年に発表されました。
個人的にはドラマティックスはこのアルバムが一番好き。
L.J、ウィリアムどちらのヴォーカルも楽しめるのがうれしいです。
(4)のバカラック作品、ステイプル・シンガーズの(5)、ボビー・ウーマックの(6)とカヴァー曲も完全にドラマス流に消化しています。
(8)(9)で盛り上がりは最高潮に。
とにかく最高という意外形容しようのない作品。
これがドラマティックス初体験でも失望することはまずないでしょう。

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