Trammps / Trammps

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01. Stop and Think (Baker)
02. Trusting Heart (Steals/Steals)
03. Every Dream I Dream Is You (Baker)
04. Love Epidemic (Green/Harris)
05. Save a Place (Baker)
06. Trammps Disco Theme (Baker/Harris/Young)
07. Where Do We Go from Here? (Baker)
08. Down Three Dark Streets (Baker)
09. I Know That Feeling (Baker)
10. Shout (Isley/Isley)

トランプスはオージェイズ、ブルーノーツ、デルフォニックスと比較すると日本での知名度は低いですが、間違いなくフィラデルフィア・サウンドの最高峰のひとつに数えられるでしょう。
彼らについてはフィラデルフィアのシグマ・スタジオのミュージシャン集団MFSBのメンバーがそのままヴォーカル陣を加えるとトランプスになり、MFSBとして他の歌手のバックアップを行いつつも「Love Is The Message」のヒットを持ってるのに、トランプス名義では別レーベルのゴールデン・フリースから作品を出したりと、ワケがわかりません。
トランプス名義の傑作「The Legendally Zing Album」はこのアルバムと相前後してブッダから出てるし。
もうぐちゃぐちゃ。
契約の問題があったのかな。
しかしアール・ヤングのドラムは間違いなく70年代を象徴してます。
60年代にメンフィスのアル・ジャクソン、デトロイトのべニー・ベンジャミンがその時代のリズムを叩き出したとしたら、70年代は間違いなくこの人でしょう。
ゴールデン・フリースからは(2)(4)(7)がシングルとして発売され、そこそこのヒットを記録したらしいですが、
やはり(6)でしょう。
ソウルまさのテーマ(笑)。
これ聴くとなるほど・ザ・ワールド以前にまさを思い出すな〜。
フィリー・ソウルの基本形。

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