01-Hip-Notic Lady
02-Walk Don't Run
03-24 Hour Service
04-You Should've Been There
05-Don't Pull The Plug
06-Red Light Row
07-Let Me Love You Where It Hurts
08-Foolish Things
09-Dues
10-Nite People Prelude/Nite People
81年にリリースされ、その道に詳しい人には大絶賛だったらしい謎に満ちたグループの唯一のアルバム。
プロデュースはラモン・ドジャー。
言うまでもなく60年代のモータウン黄金時代を作ったスーパー・プロデューサーの一人で、70年代にはモータウンを離れてホット・ワックス/インヴィクタス・レコードを設立して良質のノーザン・ソウルを量産しておりました。
そんな彼の80年代の活動についてはほとんど無視して、というよりは何してたのかさっぱりわかりませんでしたが、この作品を聴いて認識を新たにしました。
この作品は、とにかくアダルト・オリエンティッドな(1)でしょう。
60年代のラモンの姿はそこには見ることは出来ることはできませんが、爽やかなヴォーカルと演奏はヘタなAORグループが裸足で逃げ出す高品質・高精度。
その他の作品も、正直言ってソウルというより当時流行っていたマイケル・マクドナルドやボズ・スキャッグス、ボビー・コールドウェルに代表されるようなドライヴ・ミュージック的文脈で聴いたほうがいいかもしれません。
でもいいんです、気持ちよければ(笑)。