Just Another Day / GAT

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01. Endonisha 4:57
02. Doin' My Time 4:19
03. Just Another Day 4:46
04. Something's Going Wrong 5:11
05. Peace Up On It 4:59
06. Momma Song 4:49
07. Smiling Faces Sometimes 6:33
08. Feelin' Blue 4:22
09. Young Black Killa 4:43
10. Shoot Em Up 6:49
11. GAT 5:01
12. Thin Line Between Love And Hate 5:03
13. Body Lick 5:16

90年代最も成功したラッパーの一人であるCoolioの後押しを受けてデビューした4人組。
Coolioはエグゼクティヴ・プロデューサーにも名を連ねております。
GATはGangstas And Thugsの略で、これでわかるとおりGファンク系の音で勝負、というわけです。
このテの事をやるグループには93年にDRSというグループがいましたが、GATは後発の強みを生かしてもっとストリート・ミュージックとしての純度を上げてきました。
(1)から74年ウィリアム・デヴォーンのカヴァーで勝負をかけてきます。
僕は原曲はしらないんですけど、レイドバックした雰囲気はまさにGファンク。
この辺が一番やりたい事なんじゃないかな〜。
オリジナルでは(3)、(6)、(11)あたりが気分出してていい感じです。
アンステューピッド・トゥルースの(7)とパースウェイダーズの(12)は個人的にちっとしんどいな〜。
なぜなら同年にモータウンからデビューしたマインド・ハート&ソウルというグループが(7)を、H-Townが96年にサントラ「Thin Line Between Love And Hate」でそれぞれあまりにも鮮やかにカヴァーしちゃったもんで、相対評価としてだとという意味ですが。
こちらも正直言って、誰もトライしていないフィールドに敢えてチャレンジという意気込みは買いますが、次が続かなかったという意味で残念な存在です。

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