Lovesmith / Lovesmith

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1. The Best Of
2. Shame On You
3. Just Like Magic
4. I Fooled Ya
5. I Hope You Don't Get Enough
6. My Love Is All The Way Live
7. Do You Want Another Chance
8. Baby Come Home With Me
9. One Bad Habit
10. Look Out Below


このアルバムの中心的な役割を果たすマイケル・ラヴスミスは70年代にスミス・コネクションというグループを結成、そのスウィート感が話題になりましたがたいしたヒットにならず、解散してしまい、再度モータウンでラヴスミスとして復活デビューいたします。

本作は81年リリースとのことですが、なんか70年代を思いっきりひきずった感じで若々しさが全然ない(笑)。
この翌年ラヴスミスが目標にしたであろうジャクソンズのマイケル・ジャクソンがモンスター・ヒット「スリラー」を出したことを考えると完全に時代遅れの若年寄風味だね。
まず、(1)から80年代のビートにもかかわらず60年代テンプスのコーラスをフェイクしたサウンドで、うわ〜となりますが、個人的には若干ウィスパーズ風味の入った大仰なスロウ(2)がお気に入り。
(3)なんか、骨格は80年代のファンキーなギター・カッティングなのに弦のアレンジなんかがすっごく76年ぐらいのフィリーっぽくてそこだけ古くさいんだよなあ。
(6)はクール&ザ・ギャングのセレブレーションっぽくてやたらめったら80年代の香りがしててキモチイイ一曲でございます。

で、アルバムクレジットをよく見たらジャーメイン・ジャクソンの名前が・・・。
79年に既にクインシー・ジョーンズと組んで「オフ・ザ・ウォール」を出していたマイケル・ジャクソンの感性と比べると断然に古い・・・。
結局この一枚を残してラヴスミスも解散しますが、この古くさい感性を逆に生かしてリーダーのマイケル・ラヴスミスはモータウンのスタッフとして活動し、95年にマインド・ハート&ソウルのデビューに手を貸します。

この作品は70年代と80年代の過渡期的な作品として見るか、それとも70年代と80年代のイイとこ取りのアルバムと見るかで評価が変わってくると思います。

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