For The Love Of My Woman / The Controllers

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1. Sleeping Alone / 4:41
2. Play Time / 4:57
3. Knocking At Your Door / 4:33
4. For The Love Of My Woman4:25
5. Keep In Touch / 4:34
6. No One's Ever Loved Me More / 3:54
7. Love Is On Our Side / 3:54
8. My Secret Fantasy (From The Album "Stay") / 4:36

コントローラーズ87年のアルバム。
70年代はフレデリック・ナイトをプロデューサーに迎えたサザン風味かつドラマティックな作風で人気を博しましたが、80年代に入って方向転換、メロウかつテンダーな作風に路線変更しました。
このアルバムはバリー・イーストモンドがプロデュースしてるんだと思ったら違った(笑)。
ラルフ・べネターという人が主に当たってるみたいですが、柔らかくてあたたかみのあるサウンドがサイコー。
アルバムの中ではサム・ディーズがソングライティングにあたった(2)が曲の出来はもちろん、バリトンとテナー、ファルセットのせめぎ合いが群を抜いております。
では他の曲がなんちうことないのかと言えば、さにあらず。
全曲捨て曲ナシ、(1)から(8)までツブ揃い。
タイトル曲(4)はミディアムよりちょっぴりテンポ・アップして腰がくいっくいっと動く佳曲だし、(6)なんかはしみじみとしたスロウでグー。
70年代風味をひきずってきた80年代のコーラス・グループといえばウィスパーズやマンハッタンズももちろんグッドですが、個人的にはこのグループをナンバーワンに推したいぐらいです。
たぶん誰も推さないだろうし(笑)。
なんで注目されなかったのかなあ。
南部出身で、デビューしたのがウアナというイマイチ知名度の低いレーベルだったのが災いしたんだろうか。
もし中古でCD売ってたら迷わずゲットの好盤。

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