*Jesse Powell / Jesse Powell #ref(jpowell1.jpg); &br;01. Looking for Love (Chambers/Powell/Robinson) - 3:59 &br;02. All I Need (Nkhereanye/Powell/Salter/Stewart) - 4:59 &br;03. Spend the Night (It's Alright) (Powell/Stewart/Stokes) - 4:40 &br;04. I Like (Chambers) - 4:35 &br;05. You Don't Know (Simmons/Simmons) - 5:02 &br;06. You (Powell/Roland) - 5:16 &br;07. The Enchantment Medley: Gloria/It's You That I Need(Johnson/Lanier/Sotkes) - 7:18 &br;08. Ooh, I Like It (Harrell/Powell/Stewart/Stewart) - 5:16 &br;09. Let Go (Simmons) - 4:47 &br;10. If You Like What You See (Brown/Parker/Powell) - 5:28 &br;11. All Alone (Lewis/Williams) - 5:39 &br;12. I Will Be Loving You (Simmons) - 7:05 &br;13. Is It Over (Powell/Roland) - 5:04 MCAのルイル・サイラス・Jr(故人)が発掘した新人ソロ・ヴォーカリスト。 96年といえば未だ空前のヴォーカル・グループ・ブームの真っ最中だったので、彼のような存在はとりわけ新鮮にうつりました。 丁寧に丁寧に歌い込んでいくその姿にシビれました。 プロデューサーにはDaryl Simmons他手堅い布陣で臨み、ルイル・サイラス・Jrの期待の高さがわかるというものです。 注目はやはりエンチャントメント・メドレーの(7)でしょうか。 どうもアレンジがエンチャントメントとおんなじだなと思ったら、プロデュースはそのエンチャントメントをプロデュースしていたMichael Stokes。 Michael Stokesが書いた曲を、本人のプロデュースで再度ジェシーに歌わせるその手法は初めてじゃないかな。 ジェシーもその期待に応えて大熱演、この歌いっぷりで、注目を集めたと言っても過言ではないでしょう。 個人的にはミント・コンディション制作の(11)がお約束の大仰アレンジのスロウで大好き(笑)。 細目のテナーで、ストークリーと声の質が似ているので、整合性も抜群です。 当然おすすめ。 soulstew@管理人 *JP / Jesse Powell #ref(jpowell2.jpg); &br;01. It'll Take the World (Herbert/Williams) &br;02. If I (Jordan/Powell/Thomas) &br;03. I'm Leaving (Green/Hickson/Jordan/K-Fam/Powell/Powell/Wray) &br;04. Go Upstairs (Bonner) &br;05. I Didn't Realize (Allen/Crawford/Jordan/Nelson) &br;06. I'd Rather Be Alone (Jordan/Kelley/Powell/Robinson) &br;07. Invisible Man (Colon/Powell) &br;08. After We Make Love (Jerkins/Powell) &br;09. Can't Take It (Kelley/Robinson) &br;10. Take My Breath Away (Powell/Thomas) &br;11. On Your Mind (Powell/Powell) &br;12. Something in the Past (Gregory/Hudson/Perkins) 96年に故ルイル・サイラス・Jr(MCAレコードのプロデューサー。 90年代の黒人音楽に実り多い貢献をしてきまし たが、2001年死去。冥福をお祈りします。)によって見いだされ、ファーストでエンチャントメントのメドレーを 含む素晴らしいアルバムでデビュー、セカンドはやや小粒な印象を受けたものの、このサード・アルバムはかな り巻き返してきたなという感じを受けました。 まずは1曲目のミディアム・ナンバー「It'll Take The World」で線の細いテナーながらも感情移入のうまさを見 せつけ、彼の世界へ引きずりこんでくれます。 スロウも「If I」などじっくりと歌いこまれており、駄曲ナシの完成度の高さ。 大半の楽曲をセルフ・プロデュースするなど、楽曲制作の能力も鍛えており、今後が楽しみになってきました。 とにかくロマンティックな楽曲がズラリで、女の子と一緒の時に流しとくといいんじゃないかな(笑)。 これはおすすめです。 soulstew@管理人