* Here's Little Richard / Little Richard [#wde2564a]
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01.  Tutti Frutti~
02.  True Fine Mama (Little Richard/Penniman)~
03.  Can't Believe You Wanna Leave (Price)~
04.  Ready Teddy~
05.  Baby (Little Richard/Penniman)~
06. Slippin' and Slidin'~
07.  Long Tall Sally~
08.  Miss Ann~
09.  Oh Why?~
10.  Rip It Up~
11.  Jenny, Jenny~
12.  She's Got It~
~
「あわっぱっぱるぱっぱっわっぱんぶぅ!」でおなじみ、こちらもロックンロールの創始者の一人であり、一方でオカマさんであることを公表、アメリカにおける美川憲一みたいなポジションのシンガー、リトル・リチャードの代表作。~
後進に与えた影響は深く、ジェイムズ・ブラウンは下積み時代にリトル・リチャードの替え玉で地方巡業をやったことがあるらしいし、オーティス・レディングはリトル・リチャードを目指して歌手になったらしいし、かつ、オカマチックなイメージは、後年のプリンスあたりに影響を与えている(と、いうことは80年代のバンドのほとんどに影響を与えていることになる。あのベイビーフェイスでさえ、The Deele時代に化粧してジャケ写に写ってたもんです)しで、けっこうなモンです(笑)。~
ゴスペルで有名なスペシャリティ・レコード(サム・クック&ソウル・スターラーズ!)の録音で、バッキングはニュー・オーリーンズ屈指のミュージシャン揃い。~
うーむ、全てはニュー・オーリーンズからはじまってるな〜。~
こちらも白人グループからのカヴァー頻度は高く、ビートルズの「Long Tall Sally」なんかが特に有名です。~
個人的には、「Tutti Frutti」か「Long Tall Sally」かな。~
かなりテンポを落とした「Oh Why?」なんかもブルーズとのつながりを感じさせて、なかなか良いと思います。~
しかし、スペシャリティもこうしたロックンロール盤はリチャードのみならず、ラリー・ウィリアムズやらパーシー・メイフィールド(ロックンロールとはちょっと違うか)やらけっこう出してたのに、サム・クックの世俗録音盤はなんでダメだったのかな〜。~
そんなにゴスペル・ファンって恐かったのかな〜。~
わかんない会社だな〜。 スペシャリティ。

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